次の方、どうぞ【ヒロアカ】 (ページ34)

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それから緑谷が保健室を出て行ってすぐ、轟対瀬呂の試合が始まった。

始まって数秒後、轟の作りだした大氷壁の冷気と凄まじい力で会場全体が大きく揺れた。

『び、ビックリしました……；すごいですね轟君っ』

オールマイト「轟少年か……確かに、凄まじいな……；」

会場からは瀬呂に向けての惜しみないドンマイコールが湧き起っていた。

そして第２試合で氷付けになったフィールドも元に戻され、次の試合が始まる。

第３試合はB組の塩崎とA組の上鳴の試合だ。

『上鳴君っておちゃらけてるところが年相応って感じで可愛らしいですよね～』

リカバリー「はいはい；」

試合が始まると、上鳴は渾身の電撃もあっさり防がれ瞬殺されてしまった。

『あ、あら；』

その後上鳴は脳が元に戻るまで保健室で休ませることに。

上鳴「ウェ～イ」

『あらあら；』

リカバリー「こうなるのが１時的なもんで助かったよ；」

それからしばらくして上鳴は正気を取り戻す。

上鳴「んぁ？あれ……」

『あら！元に戻ったのね！よかった～怪我はしていないかしら？』

上鳴「Aちゃん先生じゃん！てことはここ保健室か！」

『フフ、元気そうね。もう観客席に戻って良いからね』

上鳴「あざっす！つか先生！今度どっかお茶しに行きません？俺奢りますから！」

『え？』

リカバリー「ほれほれ、もう大丈夫ならさっさと観客席に戻りな」

上鳴「チェ、はーい。Aちゃん先生んじゃまた！」

『お大事に～』

Aは手を振って上鳴を見送った。

『やっぱり上鳴君可愛らしいですね～人懐っこいというか～♡』

リカバリー「生徒も生徒だが、アンタもアンタだね；」