ドクロマークにはご注意 Ⅱ【ヒロアカ】 (ページ10)

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６０．ページ10

それから時間はあっという間に過ぎ、雄英体育祭当日＿＿＿＿＿＿＿＿＿

飯田「皆！準備は出来てるか！もうじき入場だ！」

飯田が控え室まで呼びにくると、皆の緊張度は上がっていく。

『皆緊張しちゃって、か～わいっ』

梅雨「あら、Aちゃんは緊張してないのね」

『当然っしょ。アタシは楽しむことしか考えてないよ』

Aはそう言って笑った。

その時、轟が緑谷に話しかけているのを見た。

轟「緑谷」

緑谷「轟君？何？」

轟「客観的に見ても、実力は俺の方が上だと思う」

緑谷「う、うん……」

轟「けどお前、オールマイトに目かけられてるよな。別にそこ詮索するつもりねぇが……

お前には勝つぞ」

緑谷「！」

上鳴「うぉ～！クラス最強が宣戦布告ー？」

切島「おいおいおい！急に喧嘩越しでどうした？直前にやめろって」

轟「仲良しごっこじゃねぇんだ。何だっていいだろ」

『(轟……確かあいつ、ナンバー２ヒーロー、エンデヴァーの息子だっけ？)』

Aは轟をジッと見つめていた。

緑谷「轟君が、何を思って勝つって言ってんのかわかんないけど……そりゃ、君の方が上だよ。実力なんて大半の人に敵わないと思う。客観的に見ても……」

切島「緑谷も、そういうネガティブなこと言わない方が……；」

緑谷「でもっ……他の科の人も、本気でトップを狙ってるんだっ

後れを取るわけにはいかないんだっ……僕も本気で取りに行く」

轟「……おう」

『……始まる前から熱ッ苦しいねぇ』