ドクロマークにはご注意 Ⅱ【ヒロアカ】 (ページ40)

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それから休憩を終え、緑谷対轟の試合が始まろうとしていた。

マイク「お待たせしたなエブリバディ！２回戦第１試合はビッグマッチだぁ！！

１回戦の圧勝で観客を文字通り凍り付かせた男！ヒーロー科、轟焦凍！

片や！こっちはヒヤヒヤでの１回戦突破！今度はどんな戦いを見せてくれるのか！？ヒーロー科、緑谷出久！！」

そしてスタートの合図が鳴り響く。

その瞬間、轟の氷結と、緑谷の超パワーがぶつかり、冷気が飛び交う。

切島「ゲッ！始まってんじゃん！」

『あ、切島、おっつー』

切島「おうよ！次おめぇとだ爆豪！よろしく！」

爆豪「ぶっ殺す」

切島「あっはは！やってみな！……とか言って、オメェも轟も強烈な範囲攻撃ポンポン出してくるからなぁ」

瀬呂「しかもタイムラグなしでな」

爆豪「ポンポンじゃねぇよ、なめんな」

切島「え？」

爆豪「筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし、走り続けりゃ息切れる。

個性だって身体機能。やつらにも、何らかの限度があるはずだろ」

『あぁ、言われてみりゃ確かにそうかもね』

切島「じゃあ緑谷、瞬殺マンの轟に耐久戦持ちかけようとしてんのか？」

『ま、でも緑谷のあのボロボロの手じゃ潰れるのはどっちだって話だけどさぁ』

Aは小馬鹿にしたような笑みでそう言い放った。