元最凶の吸血鬼がメイドになった件 Ⅵ【黒執事】 (ページ29)

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クレイトン「おめでとう！６月４日のクリケットの選手に決まったぞ」

シ「ええっ！？ほ…本当ですか！？」

クレイトン「うむ！」

シ「す…すごく光栄です！でもどうして僕が？」

クレイトン「我が寮は他寮の脳筋バカ共とは一線を画す戦術プレイを得意とする。

お前は体格こそ良くないが、モーリス・コールの不正を暴いた頭脳と度胸がある。きっとチームの役に立つはずだ。

＿＿＿＿＿＿と、お前を強く推薦した人がいてな」

シ「え？」

クレイトン「ミカエリス先生だよ」

シ「！！そうですか、先生が…！」

クレイトン「よくお礼を言うといい」

シ「ハイ！行ってきます！」

シエルはそう言ってセバスチャンの元へ駆け出していった。

シ「フッ、でかしたぞセバスチャン……誉めたくはないが最高のサポートだっ」

『教師の権限を最大限に生かしてるな、あの悪魔』