人の皮を被った鬼【ヒロアカ】 (ページ3)

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３．ページ3

ある日、いつも通りこの物語の夢主であるAは学生らしく学業に勤しんでいた。

担任「えーそろそろ進路希望の面談をするが……付喪さん、貴方だけまだ進路希望の紙を提出していないようですが……」

「付喪さんはどうせ雄英でしょ？」

「オールマイトの娘だもんな～」

「娘じゃなくてただの養子でしょ？」

『姦しいですねぇ。少しは静かにできませんか？』

Aが笑いながらそう言うと、ザワザワしていた周りの生徒達は冷や汗を流しながら黙り込んだ。

『そうそう、そうやって最初から静かにしておけばいいんですよ。

先生、私の進路はまた後日でもいいですか？』

担任「あ、あぁ勿論だ。決まったらいつでも言ってくれ」

『はい、勿論』

Aは終始笑顔のままそう答えた。

その笑顔に、教師までもが軽く身震いしていた。