夜桜と美しき女神６〜オリオンの刻印〜

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遊園地の一件から翌日。今日はアメリカとの試合の日。









Aは朝目覚め朝食を取りに食堂へ向かう。









食堂に到着すると皆はチラチラと集まっていた。その中にはアフロディの姿もあった。









大谷「おはようAちゃん！今日の試合頑張ろうね！」









『あぁ、勿論』









Aは朝食を取り席に座って食べ始めた。その時、Aの横をアフロディが通り過ぎる。









照「おはようAちゃん」









『おはよう、”照美”』









その時、その場に居た全員が一斉に二人の方を見た。









万「名前呼びになってるぞ……」









ヒ「昨日あの後何があったんだよ！？；」









大谷「あの二人イイ感じじゃないですかぁ！」









杏「え、えぇ……；」









野「ふむ……これはどうやら先手を打たれたね」









『何の話だ？』









照「気にしなくていいよ♪








今日の試合、お互い頑張ろうねAちゃん」









『あぁ、期待してるよ照美』









アフロディは機嫌良く部屋に戻っていった。









ヒ「A！！アフロディと何があった！？」









灰「お前真逆あいつと付き合ったとかじゃねーだろうな！！」









『は、はぁ；急になんだよ；』









光「Aさん、いつからアフロディさんのこと名前呼びになったんですか？」









『え？それは……』









Aは昨日の観覧車でのことを思いだし顔をこれでもかというほど赤く染めていく。









『そ、それじゃあお先にっ！』









Aはその場から逃げ出すように走っていった。









灰「あ、待てこら！」









ア「ぜってーなんかあったな！捕まえて白状させてやる！」









風「試合前なんだからほどほどにしとけよー」









そしてその後、誰一人としてAを捕まえることはできなかったそうです。

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