侵入者 �� 𓈒𓏸𓐍 𓇢 ページ27
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ただ、それは特別な儀式をした者にしか感じ取れないようになっているから、今この街で気配を感じたり結界の力を使えるのは僕と当主、代理当主のみだ。
「ほら、行っておいでよ。」
兄さんの銀色の瞳が僕を見つめている。
「兄さんも付いて来るでしょ？」
「…仕方ないなぁ、ルインのお願いだから付いて行ってあげる。」
気配のした方へ歩いていく。
気配がしたのは人目に触れないような場所からだった。
それもそのはずだ、この森は僕ら王族しか入ってはならない区域だ。
フォレスト本家がある区域は様々なものが揃っている。
その区域に住んでいるのは王家関係者だ。
例えば王専属医者、その見習いや使用人達、商人やらなんやら...でもその中の誰もこの区域の森に入ることは許されない。
なぜなのか詳しくは僕も知らないけど、当主は絶対に人を入れてはならない、と言った。
「ここは立入禁止区域です。今すぐ去ってください。」
本当は王家の許可なく入った時点で処罰対象なのだが、知らずのうちに入った...というほぼ無い可能性を考えて一度の猶予を与えた。
「ねぇねぇルイン、ここ人居なくなーい？」
兄さんが辺りをきょろきょろ見渡しながら言った、本当は気付いているくせに。
「気付いてるんでしょ？」
「何に？」
「ほら、目の前。」
僕の声と同時に、刃物が目の前で振られる。
僕はそれを体を少し後ろに反って避ける。
やっぱり知らずのうちに入ったというわけでは無いらしい。
それにしても、木の根元を造っていたし。
…何かを探しに来たのか？
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ぱるるる - 最近読めてなかったんですが、やっぱいつみても面白いです…！！ (9月17日 14時) (
レス) @page50 id: 4033a3da89 (このIDを非表示/違反報告)
ちょうれもん🦋 - 久しぶりに読みに来たら、たくさんのお話が出ていて、とても面白かったです。初登場のエメラルドちゃん(？)ツンデレなんでしょうか、とてもかわいいですね！！これからも頑張ってください！！ (7月21日 17時) (レス) id: 9043ebb7d6 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるるる - 最近低速やら没収やらでなかなか読めてなかったんですが、本当に素晴らしい作品です！(by教祖) (7月21日 9時) (レス) @page47 id: 4033a3da89 (このIDを非表示/違反報告)
Izana ハル - 初めて読ませていただきました！とても面白いです！(by入信者) (7月4日 22時) (レス) @page3 id: e32158e589 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と小瓶 - 毎日投稿、ありがとうございます！！いつも楽しみにしています。これからも頑張ってください！！ (7月4日 12時) (レス) id: e2aa629c09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透明な炭酸水 | 作成日時：2023年5月28日 21時
