赤井の友人！？【名探偵コナン】 (ページ13)

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11話　プラチナブロンドページ13

名もない男の子だった。

戸籍すらないので施設の子供ということで私の子供にすることになった。

あのあともじゃんじゃん稼ぎ、殆どの金が私の手の中に。

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ「貴方恐ろしいですね。」

「貴方こそ。」

どちらも相手が怖くて、どちらも相手を知らない。ある意味恐ろしい二人だ。

「ボウヤ。これから私の子よ。」

ボサボサな髪の毛を撫でてやった。するとポロポロと泣き出してしまった。

「ええ？ちょバーボン！子供のあやし方知らない！？」

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ「子供泣かせたんですかーさいてー」

いや、人殺ししてる奴に言われたくないね。

「えっと…ごめんね？怖かった？」

「ありがとう。」

泣きながらだけどはっきりと聞こえた。その言葉は何時聞いても慣れないもので少し照れくさかった。

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ「早く帰ってきてください。莫大な金を積み込んでるんですから。」

「プラチナカードに全て吸い込まれたわよ。」

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ「又面倒なことを…」

子供の手を引きながらふと思った。

「名前…どうしよう。」

ベリーニでも相談するか。