坂道グループ小説

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夢主side


なんやかんやあって今はカフェにいる

楽しかった今日はもうすぐ終わる

『あぁぁぁぁ帰りたくなーい』

菜「駄々こねんの笑」

『だってさぁ〜 菜緒は帰りたいの？』

菜「そーゆーことゆっとんじゃないの笑また遊びに行けばいいじゃん？」

『...そーだねまた行きたい』

(行けるのかな？笑次行ける時までにコロッとあの世に行ってたりして…なんて縁起でもないか)

そんなこと思ってた



夕方の道を2人で歩く

いつも遊びに行く時は歩いて帰るって決めていた

長く一緒にいられるからだ

2人で特に話すことなく歩いて帰る

この時間が好きだ




直感で思った

思いを伝えるには今しかない

突然こんなこと言って困惑しないかな？

まあ、突然じゃなくても驚くと思うけどね

『…菜緒』

菜「へ？」

『あのさ、前から思ってたんだけどさ』

菜「う、うん」

『菜緒のことが…』

菜「…」



好きだ

そう言おうとしたのに

まだ大丈夫だと思っていたのに

この想いを伝えて幸せになる

そう思っていたのに

そんな思いは簡単に崩された



頭が、、、痛、い、、なんだこの痛み、、、

菜緒に、、まだ、伝えきれてない、、、、

こ、こで、伝えなきゃ、、

『.........ｯ』

菜「…え？どした？A？」

『あ、たま、、いった、い』

ﾄﾞｻｯ

菜「っ!!A!!!」



あーあ大切な人にこんな顔させて

私はダメなやつだ

こんなやつだから神様が怒ったのかな？笑

なんか菜緒に覗き込まれてる

あぁそうか私今倒れてるんだ

菜緒がなんか言ってるけど今はなんにも聞こえないや





ごめん、菜緒

話の続き言えそうにないや

ほんとごめん こんなやつで

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