坂道グループ小説

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菜緒side



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ここから

先生→先、お母さん→母、お父さん→父

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先「これから大事な話をします」

母「菜緒ちゃんも一緒に聞く？」

菜「え、いいんですか？」

母「もちろんよ」

父「心配なのはみんな同じだからね」

菜「ありがとうございます」


先「では、話の続きをします

現在、Aさんは○○病という病気にかかっていますね

昨日の検診ではそこまで異常ではなかったんですが

今日検査してみたら、だいぶ進行が進んでいたようです

今は応急処置をしてなんとか持ちこたえている状況です

なので、今すぐに緊急手術をしなければなりません」



A病気だったんだ…

ぼーっとしてたのはそのせいか



母「それで、その手術をすればAは元気になるんでしょうか？」

先「それが、この病気は世界でも症例が少ない病気でして

手術方はあるにはあるのですが

成功する確率は30％前後、と言った所でしょう」

菜「30％前後.......」

父「でもその手術室をしないと助からないんですよね？」

先「そうかと思われます」

母「.......じゃあ、やるしかないわね」

父「そうだな」

菜「!!」

あまりにもAのお母さん、お父さんが即決だったので驚いた

だって普通驚いて声も出ないでしょ

それにこの人のことをよく知っているのかもしれないけど、この人が手術が成功する30％の確率に入れるかと言われたらすぐに信用出来ない

でも、これは菜緒が口出しする問題じゃないので

手術は明日行うということが決まってから話は終わった

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