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永瀬 side
なぁ、Aどこにいるん
休憩場所すぐに辿り着く場所やん
ほんと方向音痴よね、
スキー場から少しした所から
休憩場所らしい建物はすぐに見えてきた
廉「だとしたら……、」
反対方向？
・
足を進めて行ったら、吹雪は段々と強くなってきて歩くのが困難になった
寒さも増して、こんなとこにAがいるのか、自分が迷子になったんじゃないかって不安になってきた。
廉「Aｰｰっ!!!!」
意味があるかはわかんないけど、
気がついたら叫んでた。
もしかしたら、
返事が返ってくるんやないかなって
ま、でも、
半分諦めかけてたから
そんなんあるはずないと思った
けど
奇跡なんかな。
「れ…、ん……、？」
途切れ途切れにそう聞こえた
目の前に見えた大きな木まで走った
『れ、ん…っ、れんっ』
廉「Aっ」
凍えて顔が真っ青になっていたAに
自分のコートを着せて、
ゆっくりと抱きしめる
Aの目はずっと泣いてたのか腫れてて
頬にはもう涙のあとがついてた
オマケに鼻水ぴーぴー垂らしてるし
顔ぐしゃぐしゃだし、
『れん、なんで…きたのっ』
「かれんちゃんいるでしょ」
って、今はそんなん関係ないやん
自分の心配してや。
廉「いいから、」
冷めきったからだを背中に背負って
また歩き出した。
『ねぇ、廉』
廉「なんや、質問ならあとにし…」
『ありがとう、大好き』
廉「……へ、」
いま、なん…て、
廉「なぁ、A、今のってさ…」
『質問はあとでね(笑)』
弱々しい顔で
微笑んだ
・
先生にAを見つけ出したことと
ホテルに帰ってお風呂で体を温めさせることを報告して、車を臨時で呼んでもらった
『ありがと、廉もうだいじょぶ』
歩きにくい山道を歩いてたから
それなりに負担はあったわけで
廉「無理せんでな」
Aをそっと下ろした
・
長い間更新しておらず、すいませんでした
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舞衣羅 - おらんさん» 新生活が始まって忙しいので，落ち着いたら更新しようと思いますっもう少し待っててくださいっ (2019年4月21日 12時) (
レス) id: 50e966ec46 (このIDを非表示/違反報告)
舞衣羅 - ナナさん» 発想力かぁ…もっと面白い作品に出来るように頑張りますっ (2019年4月21日 12時) (レス) id: 50e966ec46 (このIDを非表示/違反報告)
おらん - 更新とても楽しみにしてます。 (2019年4月7日 12時) (レス) id: 78e6347e5a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 発送力に憧れます!! これからも更新頑張ってください!! (2019年4月6日 16時) (レス) id: 18c1bc1a20 (このIDを非表示/違反報告)
舞衣羅 - れくさん» ありがとうございます！そう言って頂けて、嬉しいですっこれからも更新頑張りますね！ (2019年3月22日 17時) (レス) id: 50e966ec46 (このIDを非表示/違反報告)
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