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Harry side
「シーカー？
でも１年生がチームに入ったこともないのに……。
ハリー、君最年少だよ！何年ぶりかな？」
「あ、ポップルウェル先生が100年ぶりだって」
先生の名前を口にして、思い浮かぶのは先程の出来事。
先生の優しい視線はくすぐったくて、それなのに………なんだか少しだけ、寂しそうに見えた。
「ポップルウェル先生に会ったのかい！？
ハリーばっかりずるいよ！」
ロンの言葉に肩を竦めていると、背後からいきなり肩を組まれた。
「おい、やったなハリー！ウッドに聞いたよ」
どうやらロンのお兄さんの双子のようだ。
「フレッドとジョージも選手だよ、ビーターだ！」
「俺達はお前がボコボコにされないようにするのが役目。
保証はできないけどな、クィディッチは荒っぽいから。
怖いぞー」
「でも、死んだ奴はいないな。たまに消えちゃう奴はいるけど。
１ヶ月かそこらで出てくるけどね！」
揶揄うように見えて割と本気で言っている二人の言葉を聞いて、途端に勇気が無くなってしまった。
…………せっかくポップルウェル先生に応援してもらえたというのに。
「頑張れよ、ハリー。
クィディッチはいいよ。
最高のゲームさ！君きっと上手いよ」
「でも………1度もやった事が無いんだよ？
下手くそだったらどうしよう……」
思わず視線を下げた時、また声が聞こえた。
「下手くそなんてありえないわ！
親譲りだもの！」
声の主はハーマイオニーで、僕とロンは戸惑いながらも彼女に連れられてある場所へとやって来た。
彼女が何かを指さす。
そこには………
「うわぁ……」
黄金のトロフィーに刻まれていたのは、間違いなく僕の父さんの名前。
「ハリー……君のお父さんもシーカーだったんだね」
「僕………知らなかった」
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わさび(プロフ) - ぴうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！一気読み！？あ、あまりご無理なさらずに！！！ (5月22日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴう(プロフ) - うぁぁ、タイプだぁぁ面白いです！これから一気読みします！ (5月20日 18時) (レス) id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 龍さん» わぁぁぁ！ありがとうございます！！そう言っていただけてとても嬉しいです！！ (2022年8月22日 22時) (レス) @page42 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！続き楽しみにしています！ (2022年8月22日 20時) (レス) @page43 id: c13f564568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年8月1日 22時
