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ダ「ま、はっきり言って私のスタンド、ラバーズは髪の毛１本動かす力さえもない史上最弱のスタンドさ。
だがね……人間を殺すのに力なんぞいらないのだよ…。
さぁミスタージョースター！10分もすれば脳が食い破られ、エンヤ婆のように死ぬ…」
承太郎がダンにつっかかった。
スタープラチナでもう１度殴ろうとした承太郎を花京院が止める。
ダ「なめたヤローだ」
そしてダンは承太郎の腹を大きな石で殴った。
承「う……う…！」
ジョ「承太郎ｯ！！」
ダン「おれをなめるな…。
クク……貴様のじじいが死んだらその次は……」
ダンが膝をついている承太郎の頭上に石を振りかぶった。
ダ「貴様の脳にラバーズを滑り込ませて殺すｯ！！」
『やめてｯ！』
とっさに承太郎とダンの間に押し入った私の額に勢いのついた石は直撃した。
『グッ……ぅ…』
花「Aさん！！」
倒れこんだ私に承太郎が駆け寄ってきた。
承「てめーーｯ！！！」
生暖かい液体が額から流れでる。
『…あんた……承太郎を殴ろうとしたわね…』
ジョ「Aｯ！大丈夫か！？」
『えぇ…大丈夫！このラバーズのように…数倍にして返してやればいいだけのこと……』
ダ「ほぉ…、生意気な女だな」
今度は承太郎が私とダンの間に入ってくれた。
花「Aさん、作戦がある。ついてきてくれ」ｺｿｯ
ダ「ム？」
花「承太郎！そいつをジョースターさんに近づけるなｯ。そいつからできるだけ遠くへ離れるｯ！」
『承太郎。ダンの体の何処かに傷ができたとき､そこからは貴方の独壇場になるわ。
どうかそれまでは耐えて……』ｺｿｯ
私達はダンの元に承太郎を残して走った。
ーーーーーーーーー
花「あった！電気屋だ！ジョースターさん、テレビがあります！」
ポ「お、おい……。何をする気なんだ」
『ポルナレフ、ただ逃げてるわけじゃあないのよ。頭の中のスタンドとこれから戦う！』
花「君にも協力してもらうぞ」
ポ「え？」
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2020年7月25日 15時
