月光の白 <Road To Success> (ページ39)

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『(よし、問題なさそーね)』

髪を縛り、用意を終えた私はみんなにOKサインをだした。

ジョ「(OK)」

ア「(OK)」

花「(OK)」

承「(OK)」

ポ「ゴボゴボゴボｯ」

全ーポ「！！」

ハイプリエステスはすぐに現れた。
ポルナレフのレギュレーターに化けていたようで、そのまま口に入り込もうとしている。

ジョ「ポルナレフｯ！」

花「い…いつの間にｯ！？」

承「口の中から入って体内を食い破る気だ…」

呼吸ができず、更に敵に潜り込まれそうになってパニックに陥ったポルナレフは遂に白目を向いてしまった。

承「しまった！ポルナレフの体内へ入って行ったぞｯ！ど…どうするｯ！」

ジョ「ハーミットパープルｯ！」

花「ハイエロファントグリーンｯ！」

ジョ「喉の奥へ行く前に捕まえたぞｯ！花京院！」

花「ぼくもですｯ！変身する前に吐き出させるのだｯ！」

ポ「オガーーｯ」

ア「やったｯ！」

花「倒したわけではないｯ！別の物に変身するぞ！」

『あ…あれは水中銃！』

ジョ「水中銃に化けたｯ！早く脱出しろｯ！」

放たれた水中銃は閉めた潜水艦の蓋にはじかれた。

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ポ「だ…大丈夫だ。OK…助かったぜ、ありがとうよ」

魚の群れと共に泳いで移動する。
海はとても美しく、神秘的だった。
この美しい海を見れたのも、晴れているおかげだわ。
やっぱり晴れの日はいいことがある！

ポ「なんて美しい海底だ……ただのレジャーで来たかったもんだぜ…」

『…追ってくるの？』

ア「いや見えない！ハイプリエステスは魚や海水や水泡には化けられない」

ジョ「後ろに注意して泳ぐのだ。追ってくるとしたならスクリューのあるものかなにかに化けて追ってくるはず。
動く石ころや岩にも注意するのだ」

ア「見ろ！海底トンネルだ……」

ジョ「深度７m。ついにエジプトの海岸だぞ！」

ア「この岩づたいに泳いで上陸するのだ」

すると突然岩がおおきく割れ、私達を飲み込み始めた。

承「なにｯ」

『こっ…これは……スタンド…ｯ！？』

ア「この海底に化けていたｯ！こんなにでかくｯ！
うわぁーーーーｯ！」