月光の白 <Road To Success> (ページ34)

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ア「インドで私の頭と背中の傷の手当てをしてくれたのはAとジョースターさん、承太郎なのだ」

ポ「て…てめーらインドからおれに黙ってやがったのか？
花京院ｯ！てめーもかｯ！」

花「ポルナレフは口が軽いから敵に知られるとまずい(まぁ、ぼくも知ったのは翌日だがね)」

承「うっかり喋られでもしたらアヴドゥルは安心して傷がなおせないからな」

ポ「そ…そうだ！アヴドゥル！お前の親父さんがこの島にいる！お前が来たことを伝えよう！」

ア「ありゃ私の変装だ」

ポルナレフは盛大にずっこけた……。

ポ「に…にゃにお～～んｯ！そこまでやるか…よくもぬけぬけとテメーら仲間外れにしやがってグスン！」

ア「すまんポルナレフ。変装してこの島まで来たのには理由がある」

ジョ「敵にバレないためもあるが、ある買い物をしてもらっていたのだよ」

ア「とても目立つ買い物でな。アラブの大金持ちを装って買ってきたのよ」

ポ「ある買い物？」

ジョ「さぁみんな！それに乗って出発するぞｯ！！」

その声と共に波が大きくなり始め、その中から巨大な潜水艦が姿を現した。

ポ「うおおおおーーー！！せ……潜水艦…、ここまで買う？」

私達は全員で中に乗り込んだ。

承「これで紅海を渡るのか」

花「追手から姿を隠せるかもしれないが」

ポ「ずいぶん金のかかる旅行だな…この旅は」

『ねぇアヴドゥル、操縦はできるの？』

ジョ「わしもできるよわしも！」

『ジョ、ジョースターさんはもうやらなくていいわっ！！』