月光の白 <Road To Success> (ページ28)

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？「ホラホラ、ハラがすいたのか？マイケルにプリンス、がっつくんじゃあないぞｯ！ちゃんと栄養は考えて好物の貝ガラも入ってるよ！
丸々太っておいしいニワトリになるんだぞ…ライオネル」

『(おぉ～……ニワトリ達、今の言葉を理解できていたら逃げだすわ…)』

ポ「何者なんだｯ！」

花「あの後ろ姿はｯ!まさか…、あの男はっ！」

ジョ「待て！わしが話をする。皆ここにいてくれ……。

わしの名はジョセフ・ジョースター。この4人と共にエジプトへの旅をしている者です」

男「帰れｯ!話は聞かんぞｯ!
わ…、わしに話かけるのはやめろｯ!
このわしに誰かが会いに来るのは決まって悪い話だｯ!悪い事が起こった時だけだｯ!
聞きたくないｯ！！」

ポ「あっ」

男「帰れｯ!」

花「アヴドゥルさんｯ!」

承「アヴドゥル……」

『……(皆演技が上手ね)』

男の人、すなわち変装したアヴドゥルはドアを大きな音を立てて閉めていった。
私達はポルナレフや敵にバレぬよう、さらに演技を続ける。

承・花・ポ「まっ、まさかｯ!」

ジョ「アヴドゥルの父親だ。世を捨てて孤独にこの島に住んでいる…。今までお前達にも黙っていたのは、もしここへ立ち寄る事がDIOに知られたらアヴドゥルの父親の平和が乱される可能性があるからだ。」

『父親…』

ジョ「だが……息子のアヴドゥルの死を報告するのは………辛いことだ」

ポルナレフはたくさんの汗をかき、苦しそうに目を閉じた。

ジョ「アヴドゥルの死は君のせいじゃあない、ポルナレフ」

ポ「いいや、おれの責任。おれはそれを背負っているんだ……」

承「……」

『……』

ざ…罪悪感が……(汗)