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女「…あの、こうしてはどうでしょう？セスナは5人乗りです。でも赤ちゃん１人くらいは乗せられます。赤ちゃんをこの方達におまかせして、お医者の所まで連れてってもらっては……」
全「！」
花京院が赤ん坊に近づくと、赤ん坊は突然大泣きし始めた。
花「す…すみません。別に何も触っていないのに……」
店「いいのかね？あんた！赤ちゃんをこんな奴らに任せても！」
ジョ「ちょっと待て！わしらも困る！赤ちゃんが我々と来るのは危険だ！！」
ポ「ジョースターさん、おれは賛成だぜー。
いいですか！？上空を百キロものスピードで飛ぶセスナにスタンドを届かすことのできる追手なんていないぜ。
あのラバーズだって砂漠上のセスナを襲うのは無理さ。それに！」
ポルナレフがセスナの車輪を蹴った。
ポ「車や船自体がスタンドってのもあったが、この飛行機は正真正銘メカだぜ」
ジョ「承太郎、A、花京院。お前らどう思う？」
承「赤んぼの母親の意見をとるしかなさそーだな。おれはスタンドよりじじいの操縦の方が心配だがね」
ジョ「…よし決まった！」
先を急ぐ身としてはやはりココで足止めをくらう訳にはいかない。そのため赤ん坊は私達と共にセスナに乗ることになった。
ーーーーーーーーー
女「ふぅ〜、よかった。
ところであの赤ちゃん誰の子かしら？」
店「え、あんたが母親じゃあないのかね！？」
女「そうだけど、熱があったし……なんだか気味が悪いのよね」
・
・
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女「(そういえば、あの人達〈A〉って呼んでいたけど…誰のことかしら？
女の子の名前よね、一緒に女の子なんていたかしらね〜…？)
本当に気味がわるいわ〜……」
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2020年7月25日 15時
