月光の白

E:33 ページ37

ポ「おれたち、ひょっとしておちょくられたのか！？」


ジョ「誰かヤツの顔を見たか！？」


『腕しか見えなかった…』


花「ヤツはいったいどういうつもりだ！？奇襲してくるわけでも戦いを挑んでくるわけでもない。頭のおかしいドライバーでもあり、追っ手のようでもある……」


ポ「追っかけて取っ捕まえてはっきりさせんことにはイラついてしょうがねーぜｯ！
さっきのトラックとの正面衝突の恨みもあるしなｯ！」




急いで車に乗り込み前の車を追う。
だがなかなか追い付くことができない。



ポ「くそォ…あのボロ車山道でデコボコなのにやけにスピードがでるじゃあねーか」



前の車を追って別れ道を右へ走った。



花「おかしいな、地図によるとこの辺のパキスタンへの道はトンネルがあって鉄道と平行してたん走るはずなんだが……」


ポ「どうでもいいぜ、すぐ捕まえるからよｯ！
野郎ｯ！あそこの…次のカーブで絶対とらえてやるぜｯ！」



そのカーブを右に曲がると









ポ「ば……ばかなｯ！行き止まりだｯ！」




そこは崖だった。つり橋が一本かかっているが、車では通ることはできない。




花「やつがないｯ！カーブを曲がったとたん消えただと？」


承「まさか墜落していったんじゃあねーだろーな」








と同時に衝撃が走った。




全「なにｯー！！」




私達の車はあの車に後ろから押され、崖から落とされそうになっていた。

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ラッキージョジョキャラ

ブチャラティ

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