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完全に傷をなおすのに必要な体力を回復させるためにそのあとからは承太郎におぶってもらい、そのまま眠った。
おかげで気がついた時にはすでに車の中。
『んー……』
ジョ「おぉA、起きたか」
花「Aさん……すいません、おいていってしまって…」
『花京院！ポルナレフも無事だったのね！ならなんにも責めることはないわ。貴方の判断は正しかったもの』
まだ申し訳なさそうな顔をして下を向く花京院を励ましていると…
ポ「コホｯゴホｯ！」
『…大丈夫？ポルナレフ？』
ポ「前の車、チンタラ走ってんじゃあねーぜ、邪魔だ」
私達の前の車が遅いせいで砂が巻き上がり、車内に入ってくる。
確かに遅すぎるんじゃ？
ポ「追い抜くぞ」
車が大きく揺れる。
『キャっ』
倒れそうになった私の体を承太郎が支えてくれた。
『ありがとう、承太郎』
承「あぁ」
笑顔でお礼を言うと、彼は帽子のつばを下げてそう言った。照れ屋さんね。
花「おい､ポルナレフ！運転が荒っぽいぞｯ！」
『大丈夫？小石、さっきの車にぶつけちゃったんじゃあない？』
ジョ「事故やトラブルは今…困るぞ。ひょっとするとわしは聖地ベナレスでの医者殺しの容疑で警察に指名手配されとるかもしれんのだからのォ〜っ。無事国境を越えたいわい」
『(医者殺しの容疑？警察に指名手配？私が寝てる間に何が…)』
花「しかし……インドともお別れですね」
承「………」
ジョ「うむ、インドに着いたときは、
なんじゃーっ、このガラクタぶちまけたよーな国は！
と思ったんじゃが。国境が近づいてくるとあのカルカッタの雑草やガンガーの水の流れが早くもなつかしいのォ」
ポ「オレは…もう一度インドへ戻ってくるぜ。アヴドゥルの墓をきちっと作りにな」
『……そうね』
ポ「それに……すまなかった、A。
頭に血がのぼってお前にも酷いことを言ったし、危険な目に遭わせてしまった。
俺のせいで…アイツのようにお前まで失っていたかもしれない」
『……私達は仲間だから、一緒に頑張っていきましょ。
もう気にやまないでいいのよ。
貴方の気持ちを否定するつもりはなかったの、私のことも許してくれるかしら、』
彼は眉をさげて微笑んでくれた。
さぁ！アヴドゥルが死んだと思ってるポルナレフ！
しっかり反省なさいな！
ラッキージョジョキャラ
ブチャラティ
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胡蝶(プロフ) - Kirariさん» 本当ですか！？嬉しいです、ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2020年11月26日 23時) (
レス) id: b883eb7265 (このIDを非表示/違反報告)
Kirari - え、、、すごい！文才が、、、！これからもがんばってください！ (2020年11月26日 23時) (レス) id: 659499b88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2020年7月5日 0時
