司波兄妹の天才幼馴染 (ページ6)

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仁美『忍びだから仕方ないですね』

深雪｢今どき忍者なんて職種はありません｣

八雲｢ﾁｯﾁｯﾁｯ､僕は忍者じゃなくって由緒正しい"忍び"忍術使いだよ｣

仁美『全く一緒じゃん｡何が違うのかわからん』

八雲｢もう､仁美くんは相変わらずドライ｣

深雪｢先生が由緒正しき古式魔法の伝承者なのは存じております｡それなのに､なぜ先生は…｣

八雲｢それが第一高校の制服かい?｣

深雪｢はい､昨日が入学式でした｣

八雲｢そうかそうか｣

仁美『可愛いでしょう〜』ｸﾙｯ

八雲｢う〜ん､いいねぇ(相変わらず愛らしい…)｣

深雪｢今日は入学のご報告をと存じてまして…先生?｣

仁美『…師匠､見すぎです』

八雲｢真新しい制服が初々しくて清楚の中には隠しきれない色香があって｣

深雪｢せ…先生?｣

セクハラ発言だ

八雲｢まるでまさにほころばんとする花のつぼみ｣

手がいやらしい

八雲｢萌えいずる新緑の芽､そう!萌えだ｣

仁美『師匠､いい加減にしないと…』

八雲｢これは萌だよ!｣

深雪｢きゃあ!｣

八雲｢!?｣

仁美『うん､そうなるよね』

達也の攻撃を師匠が防いだ

達也｢師匠､深雪が怯えていますので少し落ち着いてもらえませをやか?｣

八雲｢やるねえ達也くん｣

仁美『あ､もう終わったんだ』

八雲｢僕の背中を取るとは!｣

ここで師匠と達也の戯れが始まった

仁美『師匠､生きだね〜(やっぱり､カッコイイ)』

八雲｢いやぁ〜､もう体術だけなら達也くんにはかなわないかもしれないねえ｣

そういう割には全部防いでるくせに

仁美『達也､頑張れ〜』

八雲｢仁美くん､僕には応援ないのかかな〜?｣

仁美『師匠なんて知りません』

八雲｢(相変わらず辛辣だね〜wでも､そこが可愛い)｣

2人の体術は､しばらく続いた

達也｢ハァ…ハァ…｣

深雪｢お兄様､大丈夫ですか?｣

仁美『師匠､大人気ないですよ』

八雲｢やだなぁ〜､師匠と弟子ならこんなもんだよ〜｣

仁美『私も師匠の弟子ですよ…?[上目遣い]』

八雲｢そうだね〜｡それより…そんな技どこで覚えてきたのかな?｣ｽﾙｯ

師匠が私の頬に触れた

ﾄﾞｷｯ…

仁美『…さぁ〜､とごでしょうね』ﾆｺｯ

八雲｢仁美くんはあまりそういう顔を見せちゃダメだよ｣

仁美｢え､嫌です｡彼氏欲しいのでガンガン使います｣

八雲｢ん〜､まだ彼氏ははやくないかい?｣

仁美『普通ですよ』

学校でイケメンいたらいいなぁ〜