僕らの太陽 (ページ8)

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広臣side

オーディションに合格して1週間

家に戻る途中の公園、雨が降っているのに人が居る。

こんな雨なのに傘もささず歌っている…

臣)この声…？

聞いたことがあった。

僕は気になりその人に近ずいた。

臣)え？涼太!?

涼太)あ、、

臣)こんなところで何してんの？

とりあえずびしょ濡れの涼太を連れて僕の家に向かう

臣)お風呂入っておいで…

涼太)ん…

初めての場所で緊張しているのかなかなかお風呂に入ろうとしない…

臣)大丈夫だよ、ここで待ってるから。

涼太)うん…

ｶﾞﾁｬ

臣)お、こっちに来てゆっくりしな。

お風呂から上がった涼太を連れてリビングに行く。

臣)りょーた、何であんな場所に居たの？

涼太)お母さんが要らないって…

臣)え…今まで一人で居たの？

涼太)うん…

要らない…何でそんなこと言ったのだろう？

とりあえず、明日HIROさんの元に連れていくことに。

涼太)( ´-` ).｡oO

隣を見るとウトウトしている涼太。

臣)涼太、寝ていいよ…

完全に寝てしまった涼太をベットまで運ぶ

臣)なにこれ？

ベットに下ろした時に見えた痣のようなもの…

服をもう少し上までめくると…

臣)は!?

体中に痣だらけ、直ぐに虐待だということが分かった

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次の日涼太を起こしてHIROさんの元へ

ｺﾝｺﾝ

HIRO)はーい

臣)失礼します

HIRO)おぉ、臣と…涼太？

落ちたはずの涼太が一緒にいて驚きを隠せないHIROさん。

臣)HIROさんちょっとお話が…

HIRO)涼太くん、ここに居てくれる？

涼太)ん、

一人にするのは少し不安だったが、HIROさんと別室で話す事に。

昨日の出会いから、虐待の件まで全てを話した。

HIRO)そっか、どうしよっか…

涼太の元に向かう。

HIRO)涼太くん、少し病院に行ってみよう…

涼太)(´･ω･`)？

あ、この子は病院すら行ったことが無いんだ…

臣)HIROさん何で病院なんですか？

HIRO)ちょっと気になる事がな…

3人で一緒に病院に向かう。