理由 ページ21
目線:菫
金剛「菫！戻ったぞ！」
菫「おう、中入れ！」
三人が帰ってきたときには、琥珀は起きて
ソファに腰掛けていた。まぁあんな話した後だから
あんまり元気じゃねぇがな。
藍「琥珀ー！起きたんか！！」
金剛「大丈夫か？吐き気はないか？」
『琥珀さん、無理はしないで下さいね？』
琥珀「…うん、大丈夫。」
琥珀はニコッと笑った。その顔は本当に
普通のガキだった。顔が良いタイプの。
菫「…おい藍。話してぇことあるから
ちょい表出ろ。」
藍「ん〜？おう！」
ー玄関前
菫「ほらよ。これで良いのか？」
藍「ありがとうなー！」
俺は藍にボイスレコーダーを渡した。
菫「んでこんな物必要なんだよ。
直接あのガキが言えばいいだろ？」
藍「はぁ…おっさんアホか？あの調子見て
スターレスに入れると思うんか？
Bの奴等に説明とか無理やろ？だから、
もうコイツで真実聞かせて強行突破的な？
まぁ後で中身は確認するけどな！もしかしたら
余計なことまで言ってるかもしれないし！」
菫「お前、ガキのくせして性格悪いな…」
藍「知ってる〜！自覚してる〜！」
本当、コイツとアイツはウゼェ程似てやがる。
どっちかが真似してやがるのかもなぁ…
ー夕方
目線:金剛
金剛「菫、今日はありがとう！本当に助かった！」
菫「別に良い。俺午後のシフトはねぇから
このまま家にいるが、お前ら帰り気を付けろよ。」
あの後、琥珀は先に家に帰ると言い、
スターレスに向かう俺たちとは別で帰った。
『それじゃあ私、表から入りますからここで。』
金剛「うん、じゃあまた後でね！」
藍「また後でなー！」
するとAちゃんは、速足に表へ向かった。
藍「…なぁ金剛。」
金剛「ん？どうしたんだ？」
藍「明日、Bが全員集まったら、このボイレコを
聞かせる。その前に俺と金剛で先に聞く。」
金剛「え、いきなりなんだ？それにこれは…？」
藍「琥珀の本心！おっさんに録ってもらった！」
金剛「菫か？というかなんで俺も？…」
藍「teamＢで琥珀を許してんのは少なくとも
俺と金剛だけや。明日聞かせるときはちょっと
録音カットするかと思うから、その前に俺と
金剛で全部聞いておいた方が良い。」
金剛「な、なるほど？」
藍「あ、でも大牙にも聞かせよう！」
金剛「え？なんで？」
藍「アイツら仲良いし！あとカット
手伝ってもらう！」
せ、せこいなぁ…(汗)
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彼岸花 - NEO GEOさん» ありがとうございます！実は私も藍ちゃんは推しの中に入っていて、それで書かせてもらいました。後々キャラも増えていく予定なので、ほんとルーズリーフですがよかったら楽しんでいって下さい！ (2020年4月15日 21時) (
レス) id: 78d72db066 (このIDを非表示/違反報告)
NEO GEO(プロフ) - 読みやすくて、琥珀君のキャラとかもしっかりとしていて、好きです！個人的に藍くんも推しの中に入っているので、同居人って言う設定が美味しかったです。 (2020年4月8日 7時) (レス) id: 94d0f86dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作者ホームページ：http://hgnk
作成日時：2020年3月13日 20時
