【募集企画】バーベナの花が咲く頃に【一旦締め切り】

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【モーンストルム魔法学校】
　魔法界の僻地にある魔法学校。その外観は城のような造りをしており、年季を伺える荘厳な造りとなっている。
　全国から魔女と魔法使いの卵を集め素質のあるものを育成する学校である。11歳から入学できる七年制の学校で、完全寮制。学校で飼われている梟によって手紙を受け取った者のみが入学資格を得て新入生となれる。また新入生の入学の手伝いに、三年生以上の生徒が派遣されることになっている。手伝いの度合いはそれぞれ。
　運営は魔法協会が行っているが、現在の校長は自己流の教育方針を貫き、それによって生徒を守っている。
　退学、留年制度はあるが飛び級制度はない。
　春夏冬にそれぞれ休みがあり、その間だけ生徒は自宅への帰還を許される。
　入学した生徒は最初に選定の剣によって寮をわけられる。その刀身が染った色の寮に入るのがしきたり。
　入学した生徒たちは見習として扱われ、エネミー討伐の依頼に派遣されることが多々ある。そうやって立派な魔法使いになっていくが、在学中に殉職する生徒やエネミーに殺されることを恐れて自主的に退学する者が後を絶たない。
　寮生は4人の相部屋となっており、寮長と監督生は個室を与えられる。
　週末の午後に、殉職した生徒を弔う追悼式が開かれることになっており、友人に最後の別れを告げることになっている。その追悼式では、まず葬式の時に棺に魔法で作った枯れない花を手向け、土葬した後に各々の光の灯りを空に放つ。光は魂が天に昇るのを照らす役割を担っている。

【デュナミス魔法】
　一人に一つしかない、個人魔法の名称。発現には個人差があり、入学以前に発現している生徒もいれば卒業まで発現しない生徒もいる。
　強さや効力はそれぞれであり、個人が望んで選べるものでは無い。


【パウペル】
　非魔法族の総称。


【マジックモートゥス】
　魔法を使用した団体競技。箒に乗って行うラクビーのようなもの。妨害あり、喧嘩上等な競技である。


【聖杯】
　魔力の源であり、この世界に欠片が散らばっている。その欠片を集めることで聖杯を完成させることが出来るとされている。
　聖杯の欠片は悪意ある魔術師によって染められ、怪物を生み出す母胎となっている。
　聖杯の欠片を手に入れるだけで強力な力を手に入れられるため、魔法協会の方で回収が全魔法使いに義務付けられている。

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