タルパー木叢の格闘の日々

2　〜タルパ講座〜　タルパの創り方とそのこつ ページ2

前回予告した通り、創り方とこつについて書いていく。

まず、創り方。
至って簡単だ。
詳しく設定を決め、その設定に基づいて、そのタルパと自分で会話をすればいいのである。
といっても、タルパはまだ自分では喋られない。
なので自分が、そのタルパの分まで自分で会話するのだ。
まずは、設定を作ってみよう。
私が後日、タルパ設定用テンプレートを作成しておくので、もしよければそれを活用してほしい。
設定について詳しくは、第一回の我がタルパの自己紹介を見てほしい。
名前、性別、年齢はもちろん、性格や容姿、口癖や声質など、まるで本当の人間であるかのように書かなければいけない。
難しい、と感じたら、まずは自分のことについて書きだしてみよう。
自分が多くのことで成り立っているとわかる。タルパも然り。
その設定が、今後のタルパの人生へ深く影響を与えるのである。
この項目でのコツは、設定は『ノート１ページ分に抑える』。だろうか。

さて次。
次はそのタルパと会話すればよいのだ。簡単である。
しかァし！！！！！ここで多くのタルパーが、さも目には見えない小っさい石につまずくように、
それも、自分がつまずいた後雪崩のように後のタルパーがつまずいていくのである(意味不明)。
まあよい。試しに、我がタルパとの会話を書いていく。
(「」は私。『』は相手。()内の文字は、私の脳内の言葉。)

「おい」

『ん？』(設定は冷静であっさりなので、返事も短く切ってみよう。)

「ケーキ…、甘いもの好きだったよね？」(設定に基づいて。)

『ええ。甘いものは好きよ！大歓迎！でも、辛いものと苦いものは無理ね。
それで？』(口調はお嬢様だから、そこにも注意しよう。)

「これ要るかい？」

『…！って、それはコーヒーじゃない！しかもブラック！！』(荒らげさせてみよう)

…という感じに。
もちろん、自分の脳内で、一人二役をするのである。
これを続けていくと、タルパが自我を持ち始め、いわゆる「オート化」となるのだ。
ちなみに、自分の声は発声し、タルパの声は脳内で再生とすると、うまくいくと思われる。
コツは、『相手の気持ちと設定を考えて』。

さあ、もうこれでタルパの創り方は終わり。
本当にこれだけでいいのである。オート化については、だが。
本当は、視覚化・聴覚化・温感…などなど、奥が深いので、一応4、まではタルパ講座だろうな。

それではありがとう。
次回はダイブについて。
また会おう！

3　〜タルパ講座〜　ダイブとダイブ界、そして創り方。→←1　自己紹介と木叢のタルパ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す