Mondoと俺。3

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違う、と主張するmondoは放置して、大学のレポートを纏めに取り掛かる。
レポート以外にも、デザインを学びに来てるのでWEBサイトのデザインも提出する事になってる。実習ってやつ？
正直、そこまで好きじゃないデザインをしなくちゃならないのは楽しくない。自分から選んで進学したが、やりたかった訳では無いのだ。これしかなかっただけで。

m「〈…何食べたい？〉」

「〈夕飯？〉」

m「〈そう。腹減ったから今から頼むけど。〉」

「あぁー、〈じゃあ、ピザ。〉」

m「Ok.」

そういえば、今日初めてのご飯な気がするけど。今日何か食べたっけ。…あ、チョコ食べてるな。
良かった、良かった。食べてなかったら、また倒れて緊急搬送だ。手続きとか色々面倒くさいので、御免蒙りたい。

m「〈…A大学出たら、どーするの。〉」

「ん？〈あー、普通に就職かなぁ。〉」

夕飯が届くまでの暇つぶしをスマホ弄りから、雑談に切り替えたらしいmondoが聞いてくる。
院生になるつもりは無いので、このまま就職が無難だと思っているが、どうなんだろう。

m「〈広告制作とかってこと？〉」

「〈んー、まぁそうじゃない？分かんない。〉」

m「ふーん、」

…就職か。確かに、もうそんな事を考えなければいけない時期だ。今は3月。前期の終了が6月。あと3ヶ月程でどうするか考えておかなければいけない。
夏休みは遊びたいしね。

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