大好きな君が心配なんです【すとぷり】

6.飲み過ぎ(ななもり。) ページ17

※タイトルにはしませんでしたが、嘔吐表現を含みます。苦手な方は自衛をお願いします。

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『ぎもぢわるい……』


…飲み過ぎた。完全に、飲み過ぎた。


今日は会社の飲み会で、今はその帰り。ふらふらとした足取りで何とか家を目指して歩く。

途中から既に飲み過ぎな自覚はあった。


でも…………ね？私は普段から無駄に明るいキャラだと自分でも思っているけど、それは会社でも例外ではない。


勿論、礼儀は忘れず仕事も真面目に取り組むけど、誰にも明るく振る舞っているし決して大人しいタイプではない。

だから、飲み会でもまさかお酒があまり飲めないとも思われなくて、「Aちゃんもっと飲みなよ〜」とか「坂下さん飲んでないんじゃない？」といつも次々と注がれてしまう。しかもそのくせ、それを断る勇気は生憎持ち合わせていない。

だから、先輩や同僚といるときは、さも飲める人のように振る舞い楽しく話をするけど、帰り1人になるといつもこんな感じでふらふらしながら帰るのだ。


酔っぱらいの千鳥足とはまた違う覚束無い足取りで何とか家に帰り着いた。


『ただいまぁ……』

「あ、おかえりー、遅かったね……って、なんか顔色悪いけど大丈夫？」


もう少しで日付が変わる時間。いつも帰りが遅いなーくんだけど、今日は私より早かったようだ。


『飲み会だったんだけど飲み過ぎちゃって……うえきもちわる…』

「も〜何でいつもそんななるまで飲むの〜？家でほとんど飲まないのに」

『だってぇ、、断れないんだもん』

「まあとりあえずお水持ってくるね」

『ありがとう』


(……っ)

ソファーに寝転んでいると、急に先程と比べられないほどの吐き気が襲ってきて急いでトイレに駆け込んだ。水を汲んで戻ってきたなーくんとすれ違い声を掛けられたがそれに返事をする余裕も無かった。


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短いですが次行きます

自分で書き始めたはいいものの……

む、ず、か、し、い！！

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