【莉犬】赤いわんわんとの日常【すとぷり】

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曲が終わろうとしている。

莉犬くんもしっかりと立ち前を見据えている。


曲が終わり、ステージが暗くなろうとしたその時。


莉犬くんは胸元に手を当て、そしてこちらに向かいウインクをしてくれたのだ。


瞬間、周りから聞こえる黄色い歓声。

でも、私はおそらく、他のリスナーさんとは別の理由でドキドキしていた。


だって……




その手の下には、私とお揃いのネックレスがあったから。


彼と私の秘密。周りのリスナーさんは知らない。

その特別が嬉しくて、先程までのモヤモヤなんて忘れて私も同じように首元のネックレスをそっと手で包んだ。

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ソロやペア曲が終わり、最後の全員曲。

私はまた赤色と黄色のペンライトを振っていた。


すると、曲の途中で次々に皆と目が合った。

そしてその度に皆はファンサをしてくれた。


ジェルくんは投げキッス

さとみくんところんくん、莉犬くんは指差し

るぅとくんとなーくんは手をふりふり


(こんなにファンサされてリスナーさんに刺されたらどうしよう)

そんな物騒なことを考えながらも、普段と違うかっこいいキラキラした姿のなかに、いつもの皆が見れた気がして嬉しかった。


そして夢の時間が幕を閉じた。

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〜おまけ〜

「さくら、凄いファンサされてなかった？！るぅとくんと莉犬くんはわかるけど……やっぱりさくら可愛いからね〜！」


「…！他の子じゃないかな？ほら、可愛い子いっぱいいたし！」


「え〜？さくらが一番可愛いよ？

私もなーくんにファンサされたし、今日は二人揃って優勝だね。推し尊かった〜」



ちょっとヒヤヒヤしたけど、そんな心配は無用。
何故か彼氏のようなことを言ってきた由佳でした。

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梅干しさんからのリクエストで
『すとめもで6人全員からファンサされる夢主ちゃん』でした！

すとぷりを推してもう1年以上経ちますが、実はまだ1度もすとめもに行けたことがなく……行った方のレポを参考にしたり想像だったりで書きました…。

「ここ違う！」とかあったらすみません。

リクエストありがとうございました！

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