住み込み家政婦２ 【BTS】［完］

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あれからもう1ヶ月・・



新たなツアーを控えているみんなは忙しく事務所と寮を往復する毎日



でもそんな時、あの人は口を開いた



YG「更新手続きの紙、もう書いた？」



突然すぎるその内容に洗濯物を干す手が止まる



「あ〜、えっとまだですけど、近いうちに考えなきゃいけませんね」



YG「ん？考えるも何も、俺らの中に反対する奴いねぇんだから更新する方向しかねーだろ」



「そう・・なんですよね・・まぁまだあと、一ヶ月ありますし」



YG「何だよその、意味深な1ヶ月」



「え？いや、そんなんじゃないですよ」



YG「あいつ」



「え？」



YG 「ヨンファ、だっけ？」



「あ〜はい、彼がどうしました？」



YG「何であいつちょこちょこ来んの？
　 まだ体調悪い？
　 1ヶ月前、俺らが帰って来た時から違和感っつか
　 マネージャーに様子見とく様に言っといたんだ」
　


「へ・・？」



バレてないと思ってた・・


ヨンファが来る時間はいつもメンバーが仕事に行ってる時にしてたから・・



YH「お前が知らないだけで俺は結構お前の事を見てる。

・・知らないとでも思ってた？

ヨンファって奴が何者かもよく分かんないけど、やけになれた様に動いて掃除するし・・

服の畳み方とか、ちょくちょく違うし」



「えと・・」



YG「辞める気？」



「・・」



YG「何も言わないって事は肯定と捉えるけど」



「・・・わかりません」



YG「お前がそう考える理由に、お前の過去が関わってる事は何となく分かってるつもり。だから敢えて聞かない。


でもこれだけは言わせて欲しい」



「・・はい。」



YG「俺らはお前が思ってる以上にお前を信頼してんだぞ」



「っっ・・」



YG「だから、簡単に辞める何て結論に至るな。

何か悩んでる事あんなら俺はいつでもお前の味方だ。

わかったか？」



「っ・・はいっ・・」



ユンギさんはよしってソファーの上に畳んであったタオルを私の頭にかけると、


優しく頭を撫でてくれた

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