12.ヤツって言うとGみたいだね ページ13
引き続いちゃう遥side
遥「ちょ、ちょっとけ…二口先輩！？」
顔を上げずに牛島先輩の所へ向かって行ってしまった堅ちゃんを追いかける。
え、こいつ何する気…！？
二口「……牛島先輩」
牛島「？、あぁ、話をしに来たのか？」
二口「そうですけど…」
小さく言いながらも俯き続ける堅ちゃん。
私は何も出来ず堅ちゃんの後ろに立ったまま。
二口「俺…勘違いしてたみたいで…」
牛島「…何がだ？」
二口「牛島先輩と違ってスタートも切れてなかったんです…」
牛島「…？だから何を言って…」
牛島先輩が聞きかけたその時_____
急に堅ちゃんがバッと顔を上げた。
私だけじゃなく牛島先輩もビクッと肩を跳ねさせる。
「_____でも俺、負けないんで。俺の方が絶対アイツの事好きですから」
「！？」
強い視線と口調とともにそう言い切った堅ちゃん。
なんだ…落ち込んでたんじゃなかったの。
ちょっと心配しちゃったじゃん、ばか。
「ふふ…」
思わず小さく笑ってその場をそっと去った。
あの調子なら、多分なんとかなるし大丈夫でしょ。
そう思えるくらいの信頼度ならアイツにもある。
「私も…頑張らなきゃねっ！」
気合いを入れるように呟いて、
恐らくまだ自分のスポドリを探しているであろう及川先輩の元へと、私は全速力で走り出した。
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二口side
まぁなんとなくわかってたオチだ。
アイツが俺のこと好きとかよーくよく考えればあり得るわけないし。
俺自身も本当に申し訳ないけど、アイツに「好き」とかそういう態度をとった記憶すらない。
だから落ち込んだっちゃ落ち込んだけど、むしろヤル気すら出てくる。
まぁその点に関したら教えてくれた遥にも感謝くらいしてやってもいい。
「_____でも俺、負けないんで。俺の方が絶対アイツの事好きですから」
「！？」
軽く睨むようにして、牛島先輩に言い切る。
驚いたような表情をした彼に、さらに続けた。
「なのでこの合宿中…必ず俺の方がアイツに相応しいってこと、証明して見せますよ！」
「……いいだろう、受けて立ってやる」
ふっと笑ったように答える牛島先輩。
なーんか余裕があるみたいで腹立つ…
そう思ってムッとした時だった。
『若利さーん、これ監督方から主将さん達にって…』
奴が_____突然現れた。
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玲 - まって、しらぶん…仕方なく泥団子一個食うってどゆこと？wwwその状況想像しただけで笑けてくるw (2022年9月19日 15時) (
レス) @page22 id: 00b9fd0369 (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - ぐへへゴッホゲホゲホッ！！さん» ありがとうございます(*´ω｀*)どちらが勝つか…ぜひご期待ください！！ (2019年1月23日 7時) (レス) id: a5690e4086 (このIDを非表示/違反報告)
ぐへへゴッホゲホゲホッ！！ - ウシワカにも勝って欲しいし、ニロりんにも勝って欲しいし…どっちでも美味しんですけどね(ぐへへ)続き楽しみにしてます！ (2019年1月23日 5時) (レス) id: 4a91227d82 (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - 芹夏さん» ありがとうございます(*´▽｀*)頑張らせて頂きます！！！ (2018年12月29日 14時) (レス) id: a5690e4086 (このIDを非表示/違反報告)
芹夏(プロフ) - この、お話めっちゃ面白いです!!応援してます!! (2018年12月28日 20時) (レス) id: 04cb350a21 (このIDを非表示/違反報告)
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