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「ど、どっちの名前もカッコいいと思いますよ…？」
「えー、そーかぁ？」
ボクトくんは不満そうだ。
「ボクトって苗字…なんか強そうですよね」
「え、まじ！？」
「はい。」
想像しているものがあるからなのかは知らんが。
「あ、てゆーかおねーさん！」
「？はい？」
「俺らちゃんと自己しょーかいしてないじゃん！しよう！」
「え」
え、自己しょーかいするの？この状況で？
てか名前さっき聞いたよ。
いや、別に嫌なわけじゃ無いがさ…
「俺、木兎光太郎！森に生えてるのの木に兎って書いて木兎！」
「俺は黒尾鉄朗。普通に黒でしっぽの尾で黒尾だ。」
さりげなく出てくるトサカくん。改め黒尾くん。
「う、梅原A…です」
つられて名前言ってしまう私は、相当流されやすいらしい。
「へー！Aさんかぁ！」
「え、何歳なの？」
ナチュラルに名前呼びする木兎くん。
おそらくあのテクに落とされた女子は山ほどいるんだろう。
罪作りな男よ
「……企業秘密」
「え、なにそれ気になる」
「俺らより年上？年下？」
「……お二人はお幾つなんですか？」
「「高3」」
あ、高3なんだ。
高2なら堂々と年上って言えたけど、高3なら微妙だな…
「微妙、です」
「えー、微妙ってなに！？」
「というか、女性に年齢は聞かないのがルールでしょう」
「だっておねーさんのこと色々知りたいんだもん！」
カウンターの下らへんにかがんで、上目遣いする木兎くん。
顔が無駄にいいせいか、なんか凄いそれだけでカッコよく見えるんだけど…
顔がいいってずるいわ
「えー。俺も知りてぇなぁ…おねーさんのコト」
カウンターに腕を預けるようにして立っている黒尾くん。
こちらも顔がいいせいか、それだけでなんか絵になる。
なんか2人のイケメンに囲まれた感が凄いんだけど。
え、何が起こってんのこれ。
私はただのコンビニ店員ですよ！？
「え、えっとー……」
返答に困ってた_______その時だった。
「ちょっとそこの2人。お姉さん困ってんでしょ、やめなさいね」
救世主が____現れた。
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ペネロペ - チベット高原は中国ですぜ！ (2020年12月17日 22時) (
レス) id: 41f8f60883 (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - しどけさん» お返事遅くなりすみませんでした！！もうその言葉が何よりの糧です…！これからも爆死して頂けるお話を書けるよう全力で頑張ります！！ (2020年12月7日 12時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
しどけ(プロフ) - 面白すぎて部屋で爆笑こきました！最高です！ありがとうございます！！ (2020年7月6日 21時) (レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - ショウキチさん» ありがとございますぅぅ！！続編でもよろしくお願いします(*^^*) (2018年12月13日 20時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - 飛鳥さん» 瀬見くんのところ…！結構悩みつつ書いたので笑って頂けて何よりです(^.^)これからもゆっくり更新ですがよろしくお願いいたします！ (2018年12月13日 20時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
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