【ハイキュー】私はただのコンビニ店員なんだが

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イケメンくんがはにかむ後ろで

ニヤニヤとそれを見つめるトサカくんと黒髪イケメン君。



仲よさそうですね





「えっと……3人は同じ高校さん…なんですか？」


「あーえっと。俺とこいつは一緒だけど、そっちのトサカは違う。同じ部活なだけ」


「誰がトサカだってスガくーん？？」





なるほど。

そう言えば昨日の合宿してるって言ってたっけ。

大変だな、なんの部活だろ…



そう聞こうとした時だった。




「あ、スガくんと澤村来てたの！」

「おー、木兎」




ボクトくんがアイスを持って来た。

そっか、トサカくんとあの2人が知り合いってことはボクトくんも知り合い、つまり同じ部活ってことなのか。





なんか今日の私冴えてるかも！


さっきのアフリカ大陸発言を無視すれば。





「アイス買ってきた！お前らいらねーの？」


「おー、じゃあ買って来るか」


「だな」




そう言ってイケメンくん、改め多分スガくんと黒髪イケメン君、改め多分サワムラくんはアイスを買いに行った。


トサカくんは相変わらずニヤニヤしながらだが、カウンターの近くにいる。



本当に何もしないのに来たのかこの人…

不思議な人だな…





「あ、地図帳…」


「あ、そっか忘れてた！」




あっぶねー！、というボクトくんに地図帳を手渡そうとして、ふと見えた名前の部分。




そこには


『赤葦京治』


の文字が。





確か赤葦くんって…


ボクトくんがフクロウ持ってくって約束した子だよね？

え、なんでボクトくんが赤葦くんの地図帳持ってんの？

今時の高校生はみーんな地図帳貸したりすんの？





「あのー…。これってあなたの…ですか？」




好奇心が勝って思わず聞いてしまった。





「ん？あー、これは違うぞ！これは赤葦のだ！」


「それじゃわかんねーだろw。こいつの後輩のやつのだよ」





横からトサカくんが説明入れてくれた。




え、この人後輩のやつ持って来てんの！？


自分のは！？自分のはどうしたの！？






「俺の名前は木兎光太郎だからな！俺の名前の方がカッコいいだろ！」


「はぁ？そんなこと言ったら黒尾鉄朗の方がカッコいいですぅ！」






正直そんなことどうでもいいくらいに赤葦くんのことが気になるんだけど…


でもここは話に突っ込んだ方がいいんだろうな。




てか名前にカッコいいカッコ悪い無いと思う。


じゃあ私は梅原だから梅ですっぱそうですね、で終わりじゃん。


なにそれダサすぎ。

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