検索窓
今日:11 hit、昨日:11 hit、合計:405,794 hit

23 ページ26

「ねぇ……え?遥ちゃんさ」
「はい?」
「私はてっきり皆がバレーやってるんだと思って今の会話を聞いてたよ」
「あ、はい」





それがどうだ、さっきとは違う体育館に来てみれば。






『どうして天井に遥ちゃんのタオルが突き刺さってるの?』







上を見上げれば、遥ちゃんのピンク色のキラキラしたタオルが決して可愛くない状態で何故か天井に突き刺さっている。


そして前を見ると、そこにはタオルを必死に飛び跳ねて取ろうとする日向くんと影山くんの姿。









……うん、


二人ともアホすぎない?









『そしてお前、ジャンプすごいねぇーじゃねーだろ遥ちゃん。ギャラリー行って取って来なさい』
「ふぇぇ……(´இ□இ`。)°」








すぐ涙目になるのどうにかしなさい!







「お、俺取ってくるよ空森さん!」
「ふぇ?いいの…日向ぁ……??」
「うん!いい運動になるから」






ニコッと笑って走っていく日向に罪悪感を覚えると共に、私はこんなことを怒りに来たんじゃなかったと遥ちゃんを見た。




『そうそう遥ちゃんね、今日から伊達工来るから』
「………え?」





やっぱり聞いてなかったんかーい

でもいつも「ふぇぇ!?」とか言って驚く遥ちゃんとは少し様子が違ったように思えた…?








いや、この反応、人として普通じゃね?









『じゃあ、遥ちゃん今日も頑張ろうね。影山くんも!』
「はーい!」
「ウス」






遥ちゃんがいつものテンションに戻った。

気のせいだったのかな?






元いた体育館に帰ろうとすると、バスが1台学校の横に止まっているのが見えた。


伊達工のバスだ……去年も合宿したけど、確かあそこには……








「おーいゴリラマネじゃん!」
『誰がゴリラじゃ』







わざわざ大声で私のこと(らしい)を呼んだのは、伊達工の、えっと……








『にろりん』
「その呼び方ヤメロ、ごりりん」
『ブッ飛ばすぞ』









二口くんだ。

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (465 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1219人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

naonao(プロフ) - になさん» 牛島さん、見る目あるうううううううううう⤴ (2021年10月19日 12時) (レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - ななさん» そうなんです!!夢小説なんで←←←これからもよろしくです(^^) (2019年5月25日 15時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - ななさん» 夢小説なんで!!←←ありがとうございます(*´ω`*) (2019年5月25日 11時) (レス) id: a5690e4086 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 恋愛要素が入って来たー!とっても面白いです! (2019年5月24日 18時) (レス) id: a4be6ab395 (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - になさん» すみませんありがとうございますー!!直しておきます!! (2019年2月14日 22時) (レス) id: a5690e4086 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レーザルツ x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。