【ハイキュー】訂正:後輩以外もツッコミどころが多すぎる2

鉢植え ページ11

『あのー…牛島さん？』


「若利でいい。」






え、名前で呼べってこと？

そういうことだよね？



いやさすがにそれは……







『いや、さすがに…』


「ダメ…なのか？」








えっちょっ！この人！

図体でかいくせしてこの人！


ねだり方私よりかわいいんじゃね！？

首傾げちゃってかっわいっ！



そんな捨てられた子犬みたいな目されたらダメって言えないじゃんっっ！！









『……わかりました。でも。でもですよ？とりあえず離れてください。』


「なぜだ？」


『私これからマネさん達と夕食作りに行かなきゃなので。』


「料理も出来るのか。ならば尚更俺の嫁になれ」


『よ、嫁って…』






あまりにも率直すぎる言い方に思わず赤面しそうになる。

いやいやいやいや騙されんなA。



この人も私のことからかってるだけだって絶対。









『……そういう言い方してると誤解されますよ？』









私以外の女ならな。







「？なにをだ？」


『だから……その…嫁とか……そういうとこです』







いやはっっず！！


なにが恥ずいかよくわかんないけどはっずいなこれ！







『本当に結婚したい人だけにそういう台詞は言うべきですよ』


「？俺はお前と結婚したいから言ったんだが？」









……………ん？？？？？









『え………？』


「俺だってそう安安と女にそういう事は言わない」


『え！？言わないんですか！』


「……言うわけないだろう」






少しばかりムッとした様子で若利さんが答える。
いや、私になんかするから日常茶飯事なのかと……

ま、そんな人いたら怖いんだけどさ、実際は。







『え、じゃあ………あれは本気なんですか？」


「だからさっきからそうだと言っている」








いや、言ってはいるけどさ。

普通そんなの信じないから。誰も。




だって………









『でも若利さん、私の名前知らないですよね？』


「……」








ほーらね！！！


知ってた！！知ってたけどなんか悲しい！！！







『羽山Aって言います……。さすがに求婚した相手の名前くらい知っておきましょうよ…』


「わかった。A、だな。」








何気に呼び捨てなんですね。

まあ別にいいんですけど。

球技→←斜め

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す