【ハイキュー】後輩にツッコミどころが多すぎる

4話んたん ページ4

『あのね遥ちゃん。自分で片付けてこれないかな？そういう事覚えるのも立派な仕事のうちだよ。』

「あっ…そぉですよね…。ごめんなさい…！」





…そう言って………泣き出した。

いやなんでやねーん。





『あー…ごめんね？泣かせるつもりはなかったんだが…』

「だっ大丈夫っ…ですっ！ごめんなさい私っ…」





…え、これ他人から見たらなんかカツアゲ中の女子高生みたいだよね？

まってまってまってなんで私が悪いみたいになってんの？




「やーいAが遥ちゃん泣かしたー！」

「カツアゲかー？」

『はっ倒しますよ松川先輩花巻先輩』




通り過ぎざまに言いやがってくそぅ。

てかからかって言うんだよね、あの人たち。
それでこいつがつけ上がるのよ？



それで誰が損するか知ってる？





そう、




わ た し ♡



私なんだよ私！？


あんたらはただ媚び売られて面白いだけだろうが。
鼻の下伸ばしてればいいだけなんだろうが。


でも結果的に私が一番被害者ですのよ。

べりーおわかり？すーぱーあんだーすたん？




てか本当にどうすりゃいいんだよこれ。


まだ泣いてるし…





『えーっと……とりあえずボールの場所教えるよ？着いてこれる？』


「は、はいっ…すみません…」









………………………あのね、さっきからね、ずっっっと思ってたことがあるの。




その袖なんだけどさ。
そう、いわゆる「萌え袖」ってやつ。





それさ、長くない？

え、長くない？



もうなんか手が出ないどころかどこが先かよくわかんなくなってるよ？





かんせっつはどっこー？

ゆびさっきはどっこー？


おしえてー遥ーちゃーんー




もおー私はーハイジーよー







……その萌え袖直すだけでね、入会金がゼロになることはなくてもさ。

君に出来る仕事がゼロという現状は打破できると思うんだ。

トライしてみてはどうかな？

それだけで私は感無量だよ、うん。

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