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26話らび餅 ページ26

と、言うわけで。

遥ちゃん含む合計8人という大所帯で私たちはコンビ二へ向かった。


で、今アイス売り場の前にいるんだけども…。





「日向くんっ!何にしたのぉ?」

「え!!?えっと…!」





とイチャイチャ会話をしている2人に対し





「せんぱーい!何にしたんすか!?」


『みんな大好きガ○ガ○くん』


「選ぶアイスすらもふっつーすね!」


『は?お前何言ってんの。○リ○リくんは世界が生み出した最高傑作だかんな。なめんな』


「先輩ガリ○○くんにしたんすか!俺もです!」






おお、日向くん。君も同士か。
てかほんとに可愛いな。隣の巨人と違って。






『ほらね、日向くんはわかってくれてるよ』

「え〜先輩、ソーダ味なんて太りますよぉ〜?」






いやだからお前は余計なお世話な上にうるさいって。

なんなの私のオカンにでもなったつもりか?こっちが願い下げだがな、そんなの。






『………そういう遥ちゃんは何にしたの?」

「低脂肪ミルクですっ!ダイエット中なので!」

「へぇー、女子って感じだな!」

「へへっ!でしょ〜?」





いやいやリエーフよ、騙されてんぞ。


私は見たから。




行きの高速のサービスエリアでこいつがスナック菓子買いだめしてんの。ちゃんと見たから。

ただ単にダイエットダイエット言ってみたい系女子なだけだから。









『てか、けー君と赤葦君はいずこへ?』


「あ、あの2人ならさっき向こう側行きましたけど…」






そう言って日向くんが指差したのは…………スイーツコーナーだった。

え…!これは何か事件の予感じゃない…!?









『そーなんだー……。ちょっと様子見てくるね!』




そう言うが早いか、私はスイーツコーナーに向け歩き出した。

菓子売り場の角を曲がると……………そこには金髪イケメン、けー君がいた。





し か も



なんと手に持っているのは………









『赤き果実と共に白きクリームで包まれし伝説の菓子…!?』


「………………普通にショートケーキって言えないんですか?」


『普通に言ったら面白くないだろうがよ』


「普通の先輩には普通のセリフしか求めてないんで安心してくだサーイ」


『だがしかし断る』


「いや、喜んでお受け取りくださいよ」

27話かりみが深い→←25話き水



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ねいまーる(プロフ) - (・∀・)さん» 可愛いあだ名ですね!笑っちゃいました笑 (2019年5月28日 7時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - (・∀・)さん» たぬきってあだ名なんですか!?笑 (2019年5月27日 21時) (レス) id: a5690e4086 (このIDを非表示/違反報告)
(・∀・) - そこは緑のたぬきだろ!!!!!(たぬきってあだ名で呼ばれてる人) (2018年10月28日 19時) (レス) id: 21f15443ab (このIDを非表示/違反報告)
みかんのダンボール(プロフ) - ふぁねだこうくうさん» そんなに!嬉しすぎます!w続編でも蔓延してるのでワクチン打ってからの閲覧をオススメします← (2018年6月22日 19時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
レーゼ@ソル(プロフ) - ふぁねだこうくうさん» フッ………引っ掛かったようですね……それはまだ科学者も発見していない、新種ウイルスレーザルツ菌です((((((笑って頂けて嬉しいですw (2018年6月16日 10時) (レス) id: a5690e4086 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レーザルツ x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月2日 14時

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