検索窓
今日:14 hit、昨日:13 hit、合計:30,743 hit

〜28話〜 ページ32

私は、亮介くんと付き合うことになったことを、
貴子と莉亜、弓道部のみんなに伝えた。

貴子は、一緒になって喜んでくれて、
“頑張ったね。”ってほめてくれた。

莉亜は、“亮介、Aに告白させて...。”って言ってたけど、自分のことのように喜んでくれた。

弓道部のみんなに伝えたときは、星羅さんから驚きの報告があった。

果奈さんが哲くんと付き合うことになったらしい。

いつの間に、って思ったけど、この2人のことだ。

静かにお互いを想い合い、大事にするんだろうな、と思う。

私は、“おめでとうございます!”と笑顔で言った。

もし私が亮介くんにフラれていたなら、素直に喜べなかっただろう。

それに、果奈さんは自分から告白したと言っていた。

もしかしたら、私のことを考えて、
今まで言わないでいてくれたのかもしれない。

そんな果奈さんの心配りに、胸が熱くなるのを感じていた____。







しかし、今はそんなことを言っている場合ではない。

今週には、星羅さんたちの最後の夏の大会がある。

団体メンバーは、
女子が星羅さん、果奈さん、花鈴、私、1年生の美夜[みや]ちゃん。

男子が颯斗さん、りんさん、優太さん、静弥、1年生の翔[しょう]くん。

今年は、弱いと言われていた青道弓道部。

しかし、だからこそ、私たちは努力をしたんだ。

1人1人の技術をあげるだけじゃない。

一度きりしかない、団体で挑戦できるチャンスのために。

私たちは、必ず全国に行く。

亮介くんとも、約束したんだ。

亮介くんは2年生ながら、セカンドのレギュラーだ。

哲くんも、レギュラーではないけれど、大事な場面で代打に使われる。

2人とも、本当にすごい。

亮介くんは、“必ず甲子園に行くから。Aも、全国行けよ。”
そう言っていた。

私は、もちろん亮介くんの応援にいきたいけれど、
星羅さんたちと全国に行くために、今は1分1秒でも時間が惜しい。

亮介くんとは、教室で毎日会える。

それに、休み時間や昼休みはいつも一緒だ。

お互い、口には出さないけれど、わかってるんだ。

今は、部活を頑張るときだ____って。







〜ももかルーム〜

勝手に亮さんをレギュラーにしてしまって
すみません!!

物語的に試合に出ててほしかったので
このようにさせていただきました!

誤解させるようなことになってごめんなさい!

セカンド、1番で出てることにします!

よろしくお願いしますm(_ _)m

〜29話〜→←〜27話 part2〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 小湊亮介 , 吃音
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

*ももか(プロフ) - (名前)望花さん» 混乱させてしまったならすみません!これは、私が勝手に作った亮さんたちが2年生の頃のお話なんです!だから、まだ倉持は1年生だから試合に出てない設定でよろしくお願いします!! (2019年6月7日 22時) (レス) id: e5790203c3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - 1番は倉持ですよ〜 (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - 2番セカンド小湊亮介ですよ(*`・ω・)ゞ (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ももか | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月25日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。