〜１８話〜 ページ21
亮｢驚いた？こんなところに来る人なんていない、とか思ってたでしょ。｣
貴｢え、エスパー.....｣
亮｢何だって？(^言^)｣
私は今まで見たことがなかった。
というか、亮介くんは私にそんな顔を見せたことはなかったのに、
急にどうしたと言うのだろうか。
貴｢どど、どうしたの？｣
心なしか、亮介くんの顔が赤い気がする。
亮｢正直に言うと、あ、あ、｣
亮介くんが言葉を濁すなんて珍しい、そう思って見ていると...
亮｢//暑い。｣
短く言うと私のノートを奪って階段を昇った。
私は、何を期待してしまったのだろう。
少し、少しだけ亮介くんも同じ想いでいてくれたら、
“会いたかった。”
そう言ってくれるかもしれない、なんて思ったのかもしれない。
だけど、今思えば冬休み明けのこの時期、“暑い”なんてあるわけない。
ここは、勇気を出して聞いてみよう。
貴｢り、り、｣
そう意気込んだところで_________
亮｢A、一緒にお昼食べよっか。｣
そう言われてしまい、私の勇気はしぼんだ。
だけど、その言葉は嬉しくて・・・
貴｢うん。｣
そう、答えていた。
その陰で漏らされたため息には気づかずに____
________________________
お昼を食べよう、と誘ったのは良いものの、行く場所がなかった。
いつも食べている屋上しか。
この２文で、俺が誰かは分かると思う。
野球部１年、小湊亮介。
屋上には、哲と純、藤原さんと莉亜がいる。
今日は、静弥も来ていると莉亜が言っていた。
なぜ莉亜だけ呼び捨てなのか、それは簡単な話だ。
親同士がなぜか友達で、知り合いだったから。
そんなことを言っている間に、俺たちは屋上についた。
たてつけの悪い扉を開けると、そこにはいつものメンバーがいた。
莉亜の睨み付けるような視線は、今は気にしないでおく。
結｢来たな、亮介。俺の名前は結城哲也。
皆からは“哲”と呼ばれている。よろしくな。｣
伊｢俺は伊佐敷純。よろしく。｣
亮｢あれ、今日は吠えてないじゃん。珍しいなぁ。｣
少し口を挟む。
俺の、野球部に対する接し方をAに知ってもらいたかったのもあるが。
藤｢私は藤原貴子。クラスは、そこにいる４人と同じ。
気軽に貴子って呼んでね。よろしく！｣
Aが吃音だってことはまだ話していない。
だけど、このメンバーなら大丈夫、そう思ったからつれてきた。
静｢A、大丈夫？｣
何もしゃべらないのを心配してか、静弥が聞く。
貴｢あ、う、うん。｣
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*ももか(プロフ) - (名前)望花さん» 混乱させてしまったならすみません！これは、私が勝手に作った亮さんたちが２年生の頃のお話なんです！だから、まだ倉持は１年生だから試合に出てない設定でよろしくお願いします！！ (2019年6月7日 22時) (
レス) id: e5790203c3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - １番は倉持ですよ〜 (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - ２番セカンド小湊亮介ですよ(*｀･ω･)ゞ (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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