検索窓
今日:10 hit、昨日:14 hit、合計:30,753 hit

〜16話〜 ページ19

優太さんと果奈さんが買い出しから
帰ってきた頃には、道場の掃除も終わっていた。

布団を敷いていた3人は...様子からして聖羅さんが勝ったみたいだ。

りんさんは気持ちが何でも顔に出る。

とても分かりやすい。

神「さあ、揃ったことだし、カレー作りを始めましょう。」

美琴先生の声を合図に、一斉に作業が始まる。

包丁を使うのは慣れていないけど、花凛が横で指導してくれた。

意外にも、聖羅さんは料理をしたことがないらしく、
りんさんに教えてもらっていた。

他の先輩たち、静弥は黙々と作業を進めている。

そのなかでも、静弥は一番早い。

やっぱり、日頃料理しているからかな、と改めて思う。




瀬「A!」

貴「はい!」

花凛に名前を呼ばれて、思わず大きな声を出してしまった。

瀬「A、危ないよ。そんな変な方向いてると。」

貴「ご、ご、ごめん。あ、ありがとう。」

瀬「いいよ〜、Aが怪我しなくて良かった。」

そう言って笑ってくれる。

花凛は、真面目だけど、笑顔がフワフワしてて、優しい。




花凛の協力もあって、野菜を無事切り終え、カレーが完成した。

神「いっただっきま〜す!」

美琴先生の声に続いて、皆が手を合わせる。

皆「「「いただきます!!」」」

カレーは、じゃがいもが大きかったり、ご飯が焦げてたりしたけど
自分たちで作った、って感じがして、とても美味しい。

皆も、とても美味しそうに食べている。

私は、聖羅さんの隣に座ってたから、聞いてみた。

貴「せ、聖羅さん、さ、さっきの勝負、どっちが勝ったんですか?」

勝敗は何となく分かっていたけれど、聖羅さんのノロケを聞くためだ。

橘「もちろん、私。」

貴「す、すごい!」

橘「りんと颯斗、遅くて、結局手伝っちゃった。」

貴「そ、そ、そんなに差がつ、ついたんですか?」

橘「うん。//」

聖羅さんの顔に少し照れが混じる。

貴「な、何かあったんですか?か、か、顔が赤いですよ。」

橘「それがね...」

聖羅さんは、照れながらも嬉しそうに話始めた。

きっと、誰かに言いたかったんだろうと思う。

聖羅さんの話をまとめると、こんな感じだ。

聖羅さんが布団を敷き終わり、男子の部屋を見に行くと、
りんさんしかいなかった。

颯斗さんは、トイレに行っていたと言う。

私は、りんさんの作戦じゃないかと思う...。

すると、りんさんが急に聖羅さんの腕をつかみ、
自分側に引き寄せ、キスをしたらしい。

それも、唇に...。

〜17話〜→←〜15話〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 小湊亮介 , 吃音
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

*ももか(プロフ) - (名前)望花さん» 混乱させてしまったならすみません!これは、私が勝手に作った亮さんたちが2年生の頃のお話なんです!だから、まだ倉持は1年生だから試合に出てない設定でよろしくお願いします!! (2019年6月7日 22時) (レス) id: e5790203c3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - 1番は倉持ですよ〜 (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - 2番セカンド小湊亮介ですよ(*`・ω・)ゞ (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ももか | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月25日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。