〜１５話〜 ページ18
私は、何でもないことのようにさらっと言った。
静弥は、少ししてから言葉の意味を理解したように俯いた。
貴｢せ、静弥、前に自覚したんでしょ。｣
私は、優しく、静弥の心を落ち着けるように話した。
貴｢り、莉亜のことが好きなら、私を“好き”なんてお、思っちゃダメ。｣
静｢A...そうだな。ごめん。俺、分かったはずだったのに。｣
貴｢大丈夫だよ、静弥。｣
私は、静弥の背中をさすった。
貴｢________はい！せ、静弥、げ、元気出してよ！｣
静｢おぅ！ありがとな、A！｣
貴｢うん！おやs.....んぁ！｣
そこには猫がいた。
静弥がずっと抱いていたけれど、さっき離したらしい。
貴｢せせ、静弥〜！｣
静｢ごめんごめん。ほらほら、こっちおいで。
Aがごめんな。｣
貴｢……。」
静｢何だよその顔。｣
私は静弥の言葉を無視した。恥ずかしかったから。
貴｢早く帰ろ。寒い・・・｣
静｢これ、着とけ。｣
そう言って、自分の着てたパーカーを私に掛けてくれる。
貴｢あ、ありがと。｣
私は、素直に受け取ってフードを被った。
静弥の匂いがして、安心した。
それと同時に、静弥がいないと安心できないなんて、情けないな、と思う。
４日目の夜。
橘｢今日の練習はこれで終わり。夜ご飯は、カレーを作ります！｣
男子の先輩たちがはしゃぎ出す。
橘｢買い出しは、果奈と優太でお願いできる？｣
黒｢分かった。｣
鏑｢はい、分かりました。行きましょう。｣
橘｢１年生の３人は、道場の清掃をお願い。｣
皆｢｢｢はい！｣｣｣
橘｢りん、颯斗、私で布団をしこう。｣
阿｢うん！｣
一｢ﾎﾞｿｯ)何で俺ら三人なんだよ...。｣
颯斗さんがぶつぶつとなにか言ってる。
だけど、気持ちはわかる。
星羅さんとりんさんはとても仲が良い。
あの２人と一緒はちょっと気まずい...。
橘｢颯斗、行くよ。
女子の部屋は私が、男子の部屋は２人でよろしく。｣
阿｢おぅ！｣
一｢ﾎﾞｿｯ)良かったぁ。そういうことか。｣
颯斗さん、すごいホッとしてる。
阿｢聖羅、勝負しようよ。｣
橘｢良いわ、今年も負けないから。｣
貴｢こ、こ、今年も？｣
つい、口に出してしまった。
阿｢そう、僕たち去年も競争して、僕が負けたんだ。｣
橘｢去年は、りんと優太だったね。｣
阿｢聖羅、布団敷くのすっごい早いんだ。
颯斗、頑張ろうね。今年こそは聖羅に勝ちたいから！｣
一｢はいはい。｣
後で結果を聞こう、聖羅さんのノロケと一緒に。
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*ももか(プロフ) - (名前)望花さん» 混乱させてしまったならすみません！これは、私が勝手に作った亮さんたちが２年生の頃のお話なんです！だから、まだ倉持は１年生だから試合に出てない設定でよろしくお願いします！！ (2019年6月7日 22時) (
レス) id: e5790203c3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - １番は倉持ですよ〜 (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)望花(プロフ) - ２番セカンド小湊亮介ですよ(*｀･ω･)ゞ (2019年6月4日 23時) (レス) id: f5c4d2c0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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