家出少女と夏休み Ryosuke.Y

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Asaid






5日前から近くのカフェでバイトを始めた



涼介くんに住ませてもらいながらお金を払わないのは、やっぱりダメだと思って…






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携帯代も払わないといけないし



何よりバイトをしてみたかったっていうのが1番の理由





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いつもはだいたい17時半に上がりなんだけど、今日はお客さんが少ないから早く上がっていいよと言われて



15分ほど早くバイト先から出た





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本当は夜遅くまでもしたいんだけどね？



でもそしたら涼介くんに晩ご飯作れないし




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涼介くんは料理上手だから、私が作らなくても大丈夫だと思うけど



私が何もしてあげられない分、私に出来る僅かなことをやってあげたいって決めたから







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料理だけは譲らないで私がやっている



足の調子もすっかり良くなってヒールを履いて歩いていく






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A「今日の晩ご飯…何がいいかな？」



ってひとり言を言いながら考えていると






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いつの間にか目の前には住んでいるマンションの下







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A「まだ晩ご飯何にするか決めてないな…。」




そう呟きながらマンションの中へ入った





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