家出少女と夏休み Ryosuke.Y

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Asaid






A「え！！？えっと…ぴ、んく？」



好きな色って言われてもいろんな色が好きであって







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本当私なんにも一つに絞れないなって思いながら、最初に思い付いたピンクを口にした






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涼介「はははっ！！なんで？マーク付いてんの！？ピンクね！」






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なんて笑ってまた前を向いたかと思うと「ねぇ。」って私の方を再び向いた








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涼介「これ…どう？」



A「あ…可愛い。」




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やm…涼介くんの両手にはマグカップとお茶碗



ピンクの…ぶさいくなクマさんがお揃いで描かれている






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涼介「ね？可愛いよね。」



A「うん！すごく！」



久々にこんなに可愛いの見たから嬉しくて仕方がない






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涼介「……ttた…。」






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A「え？なに？」



微かに聞こえたやm…涼介くんの声に問いかける







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涼介「笑った！！！」



やm…涼介くんは昨日今日の中で一番なんじゃないかってくらいの笑顔で言ったんだ





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