長袖65 ページ26
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岩
「そっか…
そんなことがあったんだね… 」
困った時は、やっぱりいわち！！
夏休みもあと3日で終わりという今日、
私はいわちを呼び出した。
あの花火大会の日以来、
モヤモヤでいっぱいの心の内を
誰にも相談できずにいた私は、
考え込んだあげく、
今目の前にいるいわちをに相談することにした。
あ
「そうなんですよ… 」
お泊まり会のことも含め、
こないだの花火大会のことを話すと、
いわちに、
もっと早く相談してね！と言われてしまった。
岩
「廉の気持ちを(人1)は知りたいんだよね。」
あ
「うん。」
うんと答えてしまったけど…
実際、廉の気持ちを知るのが怖い自分もいる。
岩
「でも、僕は廉はなんとも想ってない子に
簡単にキスをするような人とは思えないよ。」
もちろん、
決して自惚れてるわけじゃないけど、
私も廉が簡単にキスをするような人とは思ってない。
岩
「あぁ〜
廉わかんねーわ〜〜〜」
そう言いながら、
机に伏せる、いわち。
あ
「ねぇ〜
いわちはさ〜
好きな子以外にキスとかしたりする？」
なんとなく聞いただけだった。
なんとなく、
ふわ〜とした気持ちで
岩
「しないよ。僕は」
ほんの一瞬、
いわちの少し曇った表情を私は見逃さなかった。
あ
「いわちって、もしかして」
�� 好きな子いるの？ ��
あと少しで出てきそうな言葉を
私は喉の奥にしまった。
でも、いわちは私を見ながら言った。
岩
「いるよ。
叶わないけどね」
いつもの可愛いいわちの笑顔じゃなかった。
無理やりつくったような笑顔だった。
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ako(プロフ) - 読むたびにどんどん話の世界に引き込まれている自分がいます。読みやすいですし、わかりやすい文章で読み進めるのが楽しいです。移行楽しみに待っています！ (2019年4月4日 15時) (
レス) id: aa68892e6b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)みさき(プロフ) - 移行はまだですか？ (2019年1月6日 1時) (レス) id: c6a387ae7a (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 過去がどんなことがあったのか気になります！！移行楽しみにしてますね！ (2018年7月26日 8時) (レス) id: 69897783a4 (このIDを非表示/違反報告)
mi@ - これからもがんばってください。更新楽しみにしています。 (2018年5月5日 23時) (レス) id: c77dac933d (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 移行ってもうされましたか？？ (2018年2月21日 0時) (レス) id: 7eb0555a29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃木娘。 | 作成日時：2017年3月19日 5時
