色を探す[26] ページ26
センラside
無事XYZの曲も歌い終わりステージ袖に戻る
そこには緊張しているのか深呼吸をしながら、みんなに声をかけられているAちゃんがいる
セ「あんな緊張してるの珍しいな…」
俺らと会った時も落ち着いて大人びていたAちゃん
安心させてやらんとな
俺はそう思いAちゃんの前に立つ
セ「ここまで一緒に来てくれてありがと
モノクロ、よろしくな」
安心させるようにニカッと笑いハイタッチをする
Aは嬉しそうに笑い
『はいっ!』
珍しく元気な声で返事をした
そして深呼吸をしてステージに走り出した
『いってきます』
セ「いい笑顔だな…」
俺がボソッと呟くと志麻くんに聞こえたのかにやにやしながらこっちに来た
志「おやぁ〜、センラマンはAにメロメロですな〜」
肩に腕を回して行ってくるので
その様子を見たうらたんと坂田まで来た
う「センラマンにもついに春が」
うんうんと頷き言ううらたん
坂「Aちゃんはいい子やからな〜」
坂田までもにやにやしながら言う
セ「そんなんじゃないですよ」
俺は3人をはがし次に出る準備をした
セ「じゃあAちゃんの初めてのコラボ、いってきますね」
そう言うとみんなが頑張れと言ってくれる
楽しむか、そう思いステージに駆け出しAちゃんと一緒につぶやく
この世界に黄色を咲かせましょう
あぁ、真っ白な世界に少しずつ黄色が混ざっていく
綺麗な景色だ
Aちゃんを見るとこっちを見ていた
俺も楽しくなりニカッと笑い歌う
歌い終わると一気に歓声が
<ワアァァァァァァァァァァ>
『センラさんとのコラボでした!!』
セ「みんなありがとなぁ!」
そう言うとまたまた、歓声が
何度聴いても嬉しいみんなの声が聞こえる
セ「見守ってるから、頑張れ」
そうAちゃんに呟きステージから退散する
セ「がんばれ、Aちゃん」
俺はステージを後にした
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作者名:もみじ | 作成日時:2019年12月21日 18時