白昼夢時計【不二周助】 (ページ18)

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あとがきページ18

『白昼夢時計』
読んでくださって
ありがとうございます！

作者です。
メリーバッドエンドでございます！！

この作品、随分と
分かりづらいし、暗いお話です。

前に一度書いたことがあって、
どうしても思い浮かばずに、
2回ほど消したり書いたりを繰り返した作品でした。

私、｢時間｣がテーマをよく書くのですが、
かなり意味不明なのを貫きすぎて、
読者様を謎にさせてしまうんですよね、
すいません。

今回の話の中で、
一番のキーワードだったのは、
『懐中時計』でした。

物語の後半に行くにつれて、
結末がどうなるとか、分かった方もいるかと…

終から何話目かの時に、
結構大きく答えを載せた、といいますか。

ヒロインが｢夢｣だと、
思う、まではいきませんが、そこまで解釈したり。

そもそも、大きい仕事与えられてあはふたして泣きだしてオマケに逃げるという、
完璧に逃走しやすいヒロインでした。

もう一人出てきた女の子の招待は、
ヒロイン自身が嵌っている『夢幻回路』と、
私は考えているのですが、
それの住人というか、案内人と言いますか。

現実へ戻れなくなった人を、
元に戻してあげる、というのが、
彼女の役目だったりします。

ヒロインが不二先輩を助けたら
夢から覚めれる！というよりも、

助けてから、その先、
世界が｢夢｣だと気づくと、
意識は戻る…という、かなり説明不足な…

今回は｢夢｣｢時間｣等がテーマの
作品となりました。

夢って見ていて楽しいものだけれど、
全てが楽しいというわけではなく、
辛かったり、怖かったり、
いろんな夢があると思います。

このお話は、ヒロインが
不二先輩を助けるために頑張る、という
表面で、実は違いました、というオチでした。

私は彼の夢小説は、
どうしても書くのに抵抗がありまして。
夢にまで発展できないキャラ、なんですよね。

それでは、
以上となります。

ここまで読んでくださった方、
ありがとうございました！