検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:40,375 hit

キャンディー4つめ ページ5

Aside

?「さて、学園長からの話は終わったうじゃな」

と話しかけられそちらを向くと
背は低めのでもおじいちゃん口調の
少年(?)が立っていた。

多クロウリーさんが言っていたリリア先輩だ

A「こんな所までお迎え頂いてしまい
申し訳ありません、それと感謝申し上げます」

一応敬語を使う。

そういうのに厳しい1年生もいるだろうという
私なりの考えだ。

リリア「あぁ、気にせんで良い。
さて、寮に案内するからちゃんと
ついてくるようにな」

リリア先輩は微笑みそう言う。

A「はい、リリア先輩。」

優しそうな人でよかったとほっとした時

リリア「あ。あと敬語は2人の時は
除けてくれて構わんよ。」

リリア先輩に気を使われた気がする……

A「……敬語苦手だって気づいてたの?」

リリア「……お主はどちらかと言うと
使えるがその場に合わせるタイプだろうと
思うてな。」

その通りでございます()
空気読めないと煩いからね。

A「その通り
けど、ここでは好きに出来そう」

ウエストポーチから飴を取り出して
封を切り口の中に。

A「もう一人の不祥事の子も気になるし
楽しみだなぁ!にゃははは〜」

楽しそうに笑うとリリア先輩も微笑んだ

そうこうしている間に鏡を抜け
ディアソムニア寮につく。

その寮の大きさには私も驚いた。

A「ディアソムニア寮……
予想より大きい…どこもこんな感じなの?」

リリア「そうじゃな。
大体どこの寮もこんな感じじゃ」

A「はえぇ……」

ディアソムニア寮を見ながら苦笑いをする
今日からこんな大きな所に住むだなんて
思いもしなかったし……

私は女子だからと一人部屋だそうだ。
リリア先輩が丁寧に何か困ったらと
リリア先輩の部屋の場所まで教えてくれた。

とても優しい先輩だ。

私の部屋はシンプルにまとめられていて
とても気に入った。
可愛らしい感じも好きだけどこういう
シンプルな感じも落ち着く。

A「……今日は色んなことがあって
疲れちゃったしもう寝よう……
……おやすみなさい…」

制服を脱いで制服着る前まで着ていた
私服に着替えてベッドに入り込むと

やっぱり疲れていてすぐに眠りについた。


夢を見ていた。

不思議な夢。

暖かくて陽だまりのような。
けれどどこか寂しく感じて。


この夢、なんなんだろう。



…起きた時にはきっと忘れていると思うけど。

キャンディー5つめ→←キャンディー3つめ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (100 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
339人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

月の狼 - ちょぉぉぉ面白かったです更新頑張ってください! (2020年5月11日 10時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - ありがとうございます!!!確認不足です……!今すぐ訂正しますありがとうございます! (2020年5月1日 23時) (レス) id: 19f4ceaf66 (このIDを非表示/違反報告)
爽薇(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて頂いてます!質問なのですがフロイドのクラゲちゃん呼びはシルバーと被ってしまうのではないでしょうか…?いきなり失礼しました、これからも頑張ってください…! (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5be573ca33 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年4月10日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。