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Aside

悟が赤面してる隙に女子生徒が私に話しかける。
その後ろで傑が悟を茶化してじゃれあってる。仲良しだなぁ

硝 「クズ共は放っておいて、さっきは助けてくれてありがとね。私は家入硝子。堅苦しいのは好きじゃないから、敬語も外して、硝子って呼んで」

『うん、わかった。』

なんだか友達できたと思ったら嬉しくなってきた

硝 「?どしたのA。さっきからずっとニコニコしてるけど」

『私、今まで友達とかいたこと無かったから、友達が出来て嬉しいの。いつか親友も欲しいなぁ… 』

私がそう言うとシーンってなった。悟と傑も動き止めてこっち見てきた。私変なこと言ったかな、と不安に思ってたら硝子が抱きついてきた。悟と傑が硝子ずるい!とか言ってる。

硝 「A!!今から私とAは親友だ!!」

『 え、良いの…? 』

硝「嗚呼、勿論。私がAの初めての親友だ」


自分でも表情筋が緩くなるのがわかる。それくらい嬉しい。だから私と硝子の背中に手を回した。


2人で抱き合ってると、悟と傑が来て、

傑 「A。私とも友情のハグをしよう」

そう言って手を広げる傑。

悟 「A、ほら! こっち来い!」


悟も負けじと手を広げる。


友達ってハグとかするんだ…!すご!そう思ってたら

硝 「お前ら…必死すぎてちょっとキモイぞ。後Aも2人の方に行かなくて良いんだぞ」

『え、ハグって友達とか親友とするんじゃないの…?』

今もしてたし…けど違ったんだと、ちょっとへこむ。

硝 「ごめん、そんな顔させたかった訳じゃなくて。
そいつらはクズだからAに何かあってからじゃ遅いと思って。」

『そうだったんだ。心配してくれてありがとう。でも大丈夫だよ。ここにいる人は皆いい人だもん』

硝 「だとよ、クズ共。Aにちょっとでも変なことしたら股の下にぶらさがってる物ちょん切るからな。ほら、A行ってこい。」

悟と傑が青ざめた。が、すぐ元に戻った。ある意味硝子が1番強いかもね。

『どっちから先にハグしたら良い?』


悟.傑「そりゃあもちろん、俺からだろ/私からだろうね
あ?/は?」

2人が喧嘩しそうになったからとりあえずジャンケンで買った方からにした。買ったのは悟。だから先に悟とハグする。


悟はハグしてる時私の肩に頭をグリグリしてきて、髪があたってくすぐったかった。

傑とハグしてる時、傑の体温が心地よくて心地良かった


友情のハグってなんか外国っぽいね。

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作者名:さまおい | 作成日時:2022年3月14日 7時

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