悪女回避に特化してます【呪術廻戦】【さしす組】 (ページ11)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:32,320 hit

10 ページ11

Aside 会話多め！

任務をすぐに終わらせて夕方の高専。そしたら伽耶が待っていた。あれ、デジャブと思ってたら。

伽｢あの、今までごめん。｣

謝られた。なぜ？？？というか、化粧してない。いつもバチバチにしてたのに

『えっと、、とりあえず顔あげて？』

伽耶は顔を上げたけど俯きながら言った。

伽｢私、今までのあんたこと嫌ってた。ずっとあんたと私を比べられて。家の人は皆あんたのことばっかりで、私自身を見てくれる人なんていなかったから。でも、違ったみたい。私が、私自身を見てくれている人(あんた)から目を逸らしてた。
それに、あんたに少し当たりを強くした。ごめん。

それから、1つ聞きたいことがある。どうして私が剣道してること知ってたの？｣

『謝らないで。伽耶は何も悪くないよ。というか、伽耶とこうして喋ることが出来て嬉しい』

伽｢っ〜、！！それより、！理由！｣

『あ、照れた笑。理由ねぇ…。言っても引かない？』

伽｢内容による｣

『ま、いっか。伽耶が剣道してたの知ってるのは、見てたからだよ。』

伽｢…は？？｣

『そんな顔しないでよ笑
私ね、昔から伽耶のこと同い年だったし、気になってて。
それで、暇な時伽耶の近くに術式で飛んで様子見てたの。そしたら伽耶ずーーーっと剣道してたから。見に来る度に上手くなって、応援してた。毎日練習してたし、あっという間に強くなっちゃって。知らなかった？』

伽｢知らないわよそんなの。初耳よ。ﾊｧ。というか、なんの皮肉なのよ…。嫌ってた相手が自分を見てくれてたなんて…。｣

『そんなため息つかないでよ笑。それより、、伽耶。仲直りと、友達の証のぎゅーしよ？』

そう言って笑いながら私は腕を広げる。さすがに図々しかったかな？

でも伽耶は

伽耶｢あんたホント意味わかんないわ。
でも…よろしく。A｣

『うん！仲良くしよーね、伽耶！』

そう言って抱き合った。

伽耶とは知り合いだったけど、お互い思ってることを伝えたのも、触れ合ったのも初めて。だからか、嬉しくてしょうがなかったし、ちょっぴりむず痒かった。それは伽耶も同じっぽくて安心した。