救ってくれたのは【フィッシャーズ】

心 ページ33

私はオロオロしてしまう。


ダーマさんは言う。



「まぁ近いうちに会えるよ。顔合わせさせたいし。」



そう言う。


その日は意外と近くその日の夜だった。




お邪魔します、と聞こえた。




「こんにちは…」



そう言ったのは






大人気モデルのLiaさんで。





私の顔を見るなり





「初めまして…鎌田誠…ダーマの彼女の…Lia…矢政岬です。」



自己紹介かな。




この部屋にはシルクさん、ンダホさん、モトキさん、マサイさんがいる。




「4人とも。





突然だけど

















別れることになった」




4人は驚愕している。




そして岬さんは言う。



「私が悪いんです…。





ディレクターさんと浮気してて…





そこを撮られて…。








その人の為に誠には内緒で高いのを買ったり




誠が残業と知れば浮気して泊まったりして。





なのに自分が忙しくて誠が家事をやらなければ怒って…。





私は別れたくないです。






でも。









なんも言ってもダメでした。








だからどうしようも出来ない…。






でも別れたくないんです。







同棲もしてるのになんでこんなことしちゃったのかなって。







後悔です。






ということで別れる、ということになりました。」




皆呆気に取られている。





そして誰かが口挟む。









「完璧に岬さんが＿＿＿。」

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