救ってくれたのは【フィッシャーズ】

学校 ページ27

正門に入り靴箱へ向かう。



相変わらず上履きがない。



てかローファーのこれもモトキさんがくれたヤツだし。



よっこいしょと良いながらスリッパを履く。



階段を登り教室につく。



あっという間に教室で。


ドアを開けると皆が舌打ちやらなんやかんやし始めて。


私はそれを無視する。


ぼーっとしてると岬さんがいきなり



岬｢なんで皆はAのこと虐めるの？


気に食わないから？｣


天然発言をするとクラスのリーダーが


｢岬には分かんないよこいつのことは。｣


そう言うとこっちを見る岬さん。


時は流れ放課後。


今日はこれといっていじめもなかったからね。


先生からの連絡で私が転校するから一言、と。


『今までありがとうございました岬さん。他の子は虐めるターゲットがいないから残念でしたね。リーダーさんはほかの人をいじめるんでしょうかね。

岬さん、ありがとう。』


そう言い席に戻る。


この後ろの席も最後か、と思ってたらリーダーさんの顔は青ざめてて。



先｢放課後花園(岬)以外残れよー残んなかったらめんどいのがあるからな。｣


面白いことになりそう。


初めてのこの気持ち。



岬さん、ありがとう。

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