救ってくれたのは【フィッシャーズ】

戸惑い ページ25

お互いが泣きやみ落ち着きを取り戻す。


空気が重くなり始めた。


私はこう言う。


『…明日だけだけどよろしくね。』


と。


岬さんはまた、涙がじわっと出てきて


岬｢明日だけなんて嫌だ。よ。


でも。明日ね。




私のこと1mmでいいから信じて…？｣



そう言いくるりと後ろを向き走って去っていった岬さん。



戸惑っちゃうよ。




岬さんの人柄に。




演じてるの？


ほんとなの？




わっけわかんない。



道端で悩まされる。



どうすればいい？


信じればいい？



そう自問自答していると


モ｢コンビニで買って来たよ。｣


そう戻ってくるモトキさん。


…気を使ってくれたんだ。


私たちは家の方に歩いていった。






戸惑いを隠しながら。

朝→←岬さん

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